棚作りのおもしろさでは昔から定評のある青山ブックセンター本店。いま、「オマージュ、津田新吾」と題して、故・津田新吾が編集者として手がけた数々の本のブックフェアが開催されています。あの美しい本たちが一同に会しているようすを、ぜひ今週、見に行かなくちゃ。
その周囲には、「ウリポの言語遊戯」、今福龍太さんの群島論関係の棚、吉増剛造師匠+越川芳明さん+ぼくの棚。こうしたすべてがつながって、本の島々を形づくっている模様。
本によって、本を介して、つながる、歩いてゆける。時間を超えて、個々の生を超えて。それもまた本がヒトのために担ってくれる、大きな役割のひとつなのでしょう。