2月11日には、池袋のジュンク堂で小説家の佐川光晴さんとの対談です。詳細はジュンク堂ホームページから。「文学者」という肩書きがシンプルすぎて不可解ですが、「比較文学研究者」のことだと考えてください。
「本は読めないものだから心配するな」(左右社)刊行記念
読書の〈実用〉
佐川 光晴(小説家)×管 啓次郎(文学者)
■2010年2月11日(木)19:00~
本を閉じた瞬間に、読んだことを忘れてしまう。それでいいのか。それでいいのだ。
作家の佐川光晴さんと、翻訳家・著述家の管啓次郎さん。〈お金の共和国〉に対抗する、〈書店の共和国〉の片隅で、水の中でも火の中でも本を読む二人が、南米、旅、働くこと、そして読書の〈実用〉を語り合います。
<講師紹介>
・佐川 光晴
1965年生まれ。小説家。「生活の設計」で三島賞候補。「縮んだ愛」で野間文芸新人賞受賞。「ジャムの空壜」「縮んだ愛」「弔いのあと」「銀色の翼」「家族の肖像」はいずれも芥川賞候補。最新刊に「牛を屠る」
・管 啓次郎
1958年生まれ。翻訳家、比較詩学研究家。明治大学教授。著書に「コヨーテ読書」「オムニフォン」「ホノルル、ブラジル」など。最新刊に「本は読めないものだから心配するな」
この前後も、ジュンク堂では以下のように、友人たちのイベントが続きます。どちらもおもしろそうなので、できるだけ行きたいものだと思っています。
2月4日(木)19時~ 清水 哲男(詩人)×木坂 涼(詩人)×清岡 智比古(フランス文学者)
「東京詩」(左右社)刊行記念
「詩人たちの生きた東京」
2月13日(土)19時~ 野崎 歓(フランス文学者)×鈴木 雅雄(シュルレアリスム研究者)
『シュルレアリスムの25時』(水声社)刊行記念
「誰も知らないシュルレアリスム」