東京文化発信プロジェクト「WHAT AM I DOING HERE?」第1回のワークショップとトークは、ぶじ終了しました。特別なゲストの清岡さん、ありがとうございました。
ワークショップは、きょうの日付と時刻、そして場所(ないしはそのイコン)を入れて400字以内の詩を書くという趣向。3人ずつのグループに分かれて、新宿・渋谷・神楽坂・秋葉原・神保町に散って、詩を書いてもらいました。ぼくは本部待機、ちょこっと散歩。
帰ってきたみんなの詩を清書し、壁に貼り、交替で背景を話しながら朗読。その上で、参加者の互選で優秀作を選び、ついで清岡賞、管賞を選びました。
いずれも驚くほど充実して、きらりとひかる行のある作品ばかり。いろいろ楽しめるとともに、この形式のワークショップを、何度かやってもいいという気になりました。
夜の部は「東京詩」。まずは清岡さんにたっぷり東京詩のエッセンスを語っていただき、ついでぼくがコメントし、会場とのディスカッションに移行しました。
ぼくの友人で、文句無く話が上手なのは、清岡さん、黒田龍之助さん、堀江敏幸さんの3人。いずれも、その話術の背景は(たぶん)落語で、ぼくにはまったく欠けた分野です。遅ればせながら、来年は落語を聞いてみたいと思います。ユーモアと洞察にみちた清岡さんのお話に、聴衆のみなさんも満足のようす。快晴の一日にふさわしい収穫を得て、それぞれの家路につきました。
企画の宇野澤くんをはじめ、学生スタッフのみんな、ご苦労さま。写真の広瀬さんも、ありがとうございました。次は1月10日に会いましょう!