2月11日には、池袋のジュンク堂で小説家の佐川光晴さんとの対談です。詳細はジュンク堂ホームページから。「文学者」という肩書きがシンプルすぎて不可解ですが、「比較文学研究者」のことだと考えてください。
「本は読めないものだから心配するな」(左右社)刊行記念
読書の〈実用〉
佐川 光晴(小説家)×管 啓次郎(文学者)
■2010年2月11日(木)19:00~
本を閉じた瞬間に、読んだことを忘れてしまう。それでいいのか。それでいいのだ。
作家の佐川光晴さんと、翻訳家・著述家の管啓次郎さん。〈お金の共和国〉に対抗する、〈書店の共和国〉の片隅で、水の中でも火の中でも本を読む二人が、南米、旅、働くこと、そして読書の〈実用〉を語り合います。
<講師紹介>
・佐川 光晴
1965年生まれ。小説家。「生活の設計」で三島賞候補。「縮んだ愛」で野間文芸新人賞受賞。「ジャムの空壜」「縮んだ愛」「弔いのあと」「銀色の翼」「家族の肖像」はいずれも芥川賞候補。最新刊に「牛を屠る」
・管 啓次郎
1958年生まれ。翻訳家、比較詩学研究家。明治大学教授。著書に「コヨーテ読書」「オムニフォン」「ホノルル、ブラジル」など。最新刊に「本は読めないものだから心配するな」
この前後も、ジュンク堂では以下のように、友人たちのイベントが続きます。どちらもおもしろそうなので、できるだけ行きたいものだと思っています。
2月4日(木)19時~ 清水 哲男(詩人)×木坂 涼(詩人)×清岡 智比古(フランス文学者)
「東京詩」(左右社)刊行記念
「詩人たちの生きた東京」
2月13日(土)19時~ 野崎 歓(フランス文学者)×鈴木 雅雄(シュルレアリスム研究者)
『シュルレアリスムの25時』(水声社)刊行記念
「誰も知らないシュルレアリスム」
Monday, 28 December 2009
越川さんとの対談
以下のように、アメリカ文学の越川芳明さんと公開対談をします。お気軽にどうぞ!
☆「旅と翻訳」 越川芳明×管啓次郎トークショー
■2010年2月9日(火)19:00〜(開場18:30〜)
■会場:青山ブックセンター本店内 カルチャーサロン青山
■定員:60名様
■入場料:500円(税込)
■ご参加方法:
[1] ABCオンラインストアにてWEBチケット販売
[2] 本店店頭にてチケット引換券を販売
※入場チケットは、イベント当日受付にてお渡しします。当日の入場は、先着順・自由席となります。
※電話予約は行っておりません。
■お問い合わせ電話: 青山ブックセンター本店 03-5485-5511
(受付時間: 10:00〜22:00)
■受付開始日:2010年1月7日(木)10:00〜
トークショー終了後にサイン会を行います。
サイン会対象書籍:お2人の著作・翻訳本
<イベント内容>
スティーヴ・エリクソン『エクスタシーの湖』の翻訳を刊行したばかりの越川さん、批評集にして読書論である、『本は読めないものだから心配するな』が話題の管さん。世界—主に南米、カリブ海、アメリカの境域(ボーダー)をフィールドワークしながら、 翻訳、研究を続けるおふたりの文学談義は、国境も時空も飛び越えたスリリングなものとなるに違いありません。
<プロフィール>
越川芳明 (こしかわ・よしあき)
1952年生まれ。明治大学文学部教授。アメリカ文学研究、翻訳を手がける傍ら、中南米の文化研究も行う。主な著書に、『ギターを抱いた渡り鳥 チカーノ詩礼賛』『トウガラシのちいさな旅 ボーダー文化論』。主な訳書に、S・エリクソン『真夜中に海がやってきた』『彷徨う日々』、J・ハスケル『僕はジャクソン・ポロックじゃない。』、P・ボウルズ『真夜中のミサ』『遠い木霊』、R・クーヴァー『ジェラルドのパーティ』『ユニヴァーサル野球協会』ほか多数。愛称はロベルト・コッシー。
管啓次郎 (すが・けいじろう)
1958年生まれ。比較詩学研究。明治大学大学院理工学科研究科ディジタルコンテンツ系教授(コンテンツ批評、映像文化論)。主な著書に、『トロピカル・ゴシップ』『コヨーテ読書』『オムニフォン』『ホノルル、ブラジル』『斜線の旅』。主な訳書に、E・グリッサン『<関係>の詩学』、M・コンデ『生命の樹』、J・M・G・ル・クレジオ『歌の祭り』、I・アジェンデ『パウラ』、J・キンケイド『川底に』、A・ベンダー『わがままなやつら』『私自身の見えない徴』ほか多数。
[※詳しくは、こちらをご覧ください]
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201002/event20100209.html
☆「旅と翻訳」 越川芳明×管啓次郎トークショー
■2010年2月9日(火)19:00〜(開場18:30〜)
■会場:青山ブックセンター本店内 カルチャーサロン青山
■定員:60名様
■入場料:500円(税込)
■ご参加方法:
[1] ABCオンラインストアにてWEBチケット販売
[2] 本店店頭にてチケット引換券を販売
※入場チケットは、イベント当日受付にてお渡しします。当日の入場は、先着順・自由席となります。
※電話予約は行っておりません。
■お問い合わせ電話: 青山ブックセンター本店 03-5485-5511
(受付時間: 10:00〜22:00)
■受付開始日:2010年1月7日(木)10:00〜
トークショー終了後にサイン会を行います。
サイン会対象書籍:お2人の著作・翻訳本
<イベント内容>
スティーヴ・エリクソン『エクスタシーの湖』の翻訳を刊行したばかりの越川さん、批評集にして読書論である、『本は読めないものだから心配するな』が話題の管さん。世界—主に南米、カリブ海、アメリカの境域(ボーダー)をフィールドワークしながら、 翻訳、研究を続けるおふたりの文学談義は、国境も時空も飛び越えたスリリングなものとなるに違いありません。
<プロフィール>
越川芳明 (こしかわ・よしあき)
1952年生まれ。明治大学文学部教授。アメリカ文学研究、翻訳を手がける傍ら、中南米の文化研究も行う。主な著書に、『ギターを抱いた渡り鳥 チカーノ詩礼賛』『トウガラシのちいさな旅 ボーダー文化論』。主な訳書に、S・エリクソン『真夜中に海がやってきた』『彷徨う日々』、J・ハスケル『僕はジャクソン・ポロックじゃない。』、P・ボウルズ『真夜中のミサ』『遠い木霊』、R・クーヴァー『ジェラルドのパーティ』『ユニヴァーサル野球協会』ほか多数。愛称はロベルト・コッシー。
管啓次郎 (すが・けいじろう)
1958年生まれ。比較詩学研究。明治大学大学院理工学科研究科ディジタルコンテンツ系教授(コンテンツ批評、映像文化論)。主な著書に、『トロピカル・ゴシップ』『コヨーテ読書』『オムニフォン』『ホノルル、ブラジル』『斜線の旅』。主な訳書に、E・グリッサン『<関係>の詩学』、M・コンデ『生命の樹』、J・M・G・ル・クレジオ『歌の祭り』、I・アジェンデ『パウラ』、J・キンケイド『川底に』、A・ベンダー『わがままなやつら』『私自身の見えない徴』ほか多数。
[※詳しくは、こちらをご覧ください]
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201002/event20100209.html
Wednesday, 23 December 2009
Monday, 21 December 2009
『チョコラ!』セッションの中継
土曜日の和光大学での『チョコラ!』シンポジウム、インターネット中継されていました。
http://www.chokora.jp/news.html
iPhoneで収録された音声・画像が視聴できますので、ご興味があれば。
この上映会とシンポジウム、画期的だったのは、視覚障がい者の方のための音声ガイド(上映時)、聴覚障がい者の方のための手話通訳(シンポジウム時)がついていたこと。ふだん、そうした機会をもてない方々が参加できて、そのぶん媒介される範囲が広がりました。
準備・運営にあたられたみなさん、ごくろうさまでした!
http://www.chokora.jp/news.html
iPhoneで収録された音声・画像が視聴できますので、ご興味があれば。
この上映会とシンポジウム、画期的だったのは、視覚障がい者の方のための音声ガイド(上映時)、聴覚障がい者の方のための手話通訳(シンポジウム時)がついていたこと。ふだん、そうした機会をもてない方々が参加できて、そのぶん媒介される範囲が広がりました。
準備・運営にあたられたみなさん、ごくろうさまでした!
きょうの詩
ワークショップの参考作品として、みんなの帰りを待ちながら、ぼくが書いたもの。「冬至の前日」として12月20日を表し、場所はむかし通っていたアテネ・フランセです。
十二月が十二月を思い出している
冬至と前日のあいだに危険な谷間がある
正午に灰色の霙が降り出して
深夜には流星のような雨になった
光が降る、小さな光の群れが
その群れを毛皮に宿して
はぐれた犬の仔が懸命に走っている
彼はabécédaireを学ぶだろう
どんなミモザ色の予感が過去における
未来をさしていたのか
未知の活用を探していたのか
そのころ初めて読んだ詩は「地帯」で
それですべての朝の街路が詩の洪水になった
リュテシアのアテナイの地理学者が
赤いセーターを着て口笛を吹いていた
坂の石段に性別があることを学んだ
十二月が十二月を思い出している
冬至と前日のあいだに危険な谷間がある
正午に灰色の霙が降り出して
深夜には流星のような雨になった
光が降る、小さな光の群れが
その群れを毛皮に宿して
はぐれた犬の仔が懸命に走っている
彼はabécédaireを学ぶだろう
どんなミモザ色の予感が過去における
未来をさしていたのか
未知の活用を探していたのか
そのころ初めて読んだ詩は「地帯」で
それですべての朝の街路が詩の洪水になった
リュテシアのアテナイの地理学者が
赤いセーターを着て口笛を吹いていた
坂の石段に性別があることを学んだ
ワークショップ、トーク、終了!
東京文化発信プロジェクト「WHAT AM I DOING HERE?」第1回のワークショップとトークは、ぶじ終了しました。特別なゲストの清岡さん、ありがとうございました。
ワークショップは、きょうの日付と時刻、そして場所(ないしはそのイコン)を入れて400字以内の詩を書くという趣向。3人ずつのグループに分かれて、新宿・渋谷・神楽坂・秋葉原・神保町に散って、詩を書いてもらいました。ぼくは本部待機、ちょこっと散歩。
帰ってきたみんなの詩を清書し、壁に貼り、交替で背景を話しながら朗読。その上で、参加者の互選で優秀作を選び、ついで清岡賞、管賞を選びました。
いずれも驚くほど充実して、きらりとひかる行のある作品ばかり。いろいろ楽しめるとともに、この形式のワークショップを、何度かやってもいいという気になりました。
夜の部は「東京詩」。まずは清岡さんにたっぷり東京詩のエッセンスを語っていただき、ついでぼくがコメントし、会場とのディスカッションに移行しました。
ぼくの友人で、文句無く話が上手なのは、清岡さん、黒田龍之助さん、堀江敏幸さんの3人。いずれも、その話術の背景は(たぶん)落語で、ぼくにはまったく欠けた分野です。遅ればせながら、来年は落語を聞いてみたいと思います。ユーモアと洞察にみちた清岡さんのお話に、聴衆のみなさんも満足のようす。快晴の一日にふさわしい収穫を得て、それぞれの家路につきました。
企画の宇野澤くんをはじめ、学生スタッフのみんな、ご苦労さま。写真の広瀬さんも、ありがとうございました。次は1月10日に会いましょう!
ワークショップは、きょうの日付と時刻、そして場所(ないしはそのイコン)を入れて400字以内の詩を書くという趣向。3人ずつのグループに分かれて、新宿・渋谷・神楽坂・秋葉原・神保町に散って、詩を書いてもらいました。ぼくは本部待機、ちょこっと散歩。
帰ってきたみんなの詩を清書し、壁に貼り、交替で背景を話しながら朗読。その上で、参加者の互選で優秀作を選び、ついで清岡賞、管賞を選びました。
いずれも驚くほど充実して、きらりとひかる行のある作品ばかり。いろいろ楽しめるとともに、この形式のワークショップを、何度かやってもいいという気になりました。
夜の部は「東京詩」。まずは清岡さんにたっぷり東京詩のエッセンスを語っていただき、ついでぼくがコメントし、会場とのディスカッションに移行しました。
ぼくの友人で、文句無く話が上手なのは、清岡さん、黒田龍之助さん、堀江敏幸さんの3人。いずれも、その話術の背景は(たぶん)落語で、ぼくにはまったく欠けた分野です。遅ればせながら、来年は落語を聞いてみたいと思います。ユーモアと洞察にみちた清岡さんのお話に、聴衆のみなさんも満足のようす。快晴の一日にふさわしい収穫を得て、それぞれの家路につきました。
企画の宇野澤くんをはじめ、学生スタッフのみんな、ご苦労さま。写真の広瀬さんも、ありがとうございました。次は1月10日に会いましょう!
Sunday, 20 December 2009
西江雅之先生と歩くことについて語ろう
管啓次郎研究室オープン・ゼミのお知らせです。
文化人類学者・言語学者にして永遠の旅人。西江雅之先生は、ぼくが30年前にピジン・クレオル言語学を初めて教わった恩師です。この偉大な歩行者から、われわれの「WALKING 歩き、読み、考える」展(明治大学生田図書館ギャラリー・ゼロ)についてのご感想と、歩くこと一般について、さまざまな旅についての、お話をうかがいます。
日時 12月23日(水・祝)15:00~16:30
場所 明治大学生田キャンパス A館401教室
■事前申し込みは不要ですが、必ずあらかじめ上述の展示を見ておいてください。
■どなたでもご参加いただけますが、あくまでも大学院ゼミの一環だということをご理解ください。
■A館は生田キャンパスのもっとも高い建物。すぐわかります。
文化人類学者・言語学者にして永遠の旅人。西江雅之先生は、ぼくが30年前にピジン・クレオル言語学を初めて教わった恩師です。この偉大な歩行者から、われわれの「WALKING 歩き、読み、考える」展(明治大学生田図書館ギャラリー・ゼロ)についてのご感想と、歩くこと一般について、さまざまな旅についての、お話をうかがいます。
日時 12月23日(水・祝)15:00~16:30
場所 明治大学生田キャンパス A館401教室
■事前申し込みは不要ですが、必ずあらかじめ上述の展示を見ておいてください。
■どなたでもご参加いただけますが、あくまでも大学院ゼミの一環だということをご理解ください。
■A館は生田キャンパスのもっとも高い建物。すぐわかります。
Saturday, 19 December 2009
『チョコラ!』上映会、終了
寒い青空の一日、和光大学での『チョコラ!』上映会・シンポジウム終了。
またもや、じんと感動しました。シンポジウムでは、学部生時代以来30年ぶりに会った西研くんの司会に支えられ、道場さんやリケットさんの鋭い意見が続出。そして質疑応答のときに垣間みた小林監督のソウルフルな横顔に、打たれました。
小林さんの、映画にささげた半生が、また感動的です。岩波ジュニア新書の『ぼくたちは生きているのだ』は掛け値なしの名著。自分の煮え切らなさを反省します。
アフリカから一時帰国中のタバタさんや井形夫妻をはじめ、古い友人数人にも再会。また和光OBでむかし『知恵の樹』読書会(!)をやっていたというおふたりにもお会いできて、うれしい驚きでした。
和光はおもしろい学校です。お正月明けに、和光から明治まで歩いて『WALKING』展にむかうというツアーを決行します。和光の学生のみなさん、ぜひ参加してください!
またもや、じんと感動しました。シンポジウムでは、学部生時代以来30年ぶりに会った西研くんの司会に支えられ、道場さんやリケットさんの鋭い意見が続出。そして質疑応答のときに垣間みた小林監督のソウルフルな横顔に、打たれました。
小林さんの、映画にささげた半生が、また感動的です。岩波ジュニア新書の『ぼくたちは生きているのだ』は掛け値なしの名著。自分の煮え切らなさを反省します。
アフリカから一時帰国中のタバタさんや井形夫妻をはじめ、古い友人数人にも再会。また和光OBでむかし『知恵の樹』読書会(!)をやっていたというおふたりにもお会いできて、うれしい驚きでした。
和光はおもしろい学校です。お正月明けに、和光から明治まで歩いて『WALKING』展にむかうというツアーを決行します。和光の学生のみなさん、ぜひ参加してください!
「本の雑誌」2010年1月号
「本の雑誌」は2009年度ベスト10特集。若島正さんが「私のベスト3」に『本は読めないものだから心配するな』を選んでくださいました。ありがとうございました。この本が事実上の『コヨーテ読書2』だということ、もちろん若島さんはお見通しでしょう。これからも、事実上の『コヨーテ読書3、4、5...』をお届けするつもりです。
おなじ特集では、いしいしんじさんがよしもとばなな『彼女について』を評して記す言葉が気になる。「よしもとばななは、意識してでなく、知らず知らずのうちに、脂ののりきった頃の谷崎潤一郎が触っていたのと同じ世界に触れていると思った。」
これでお正月の本は決定。
おなじ特集では、いしいしんじさんがよしもとばなな『彼女について』を評して記す言葉が気になる。「よしもとばななは、意識してでなく、知らず知らずのうちに、脂ののりきった頃の谷崎潤一郎が触っていたのと同じ世界に触れていると思った。」
これでお正月の本は決定。
Friday, 18 December 2009
Wednesday, 16 December 2009
「BRUTUS」読書特集
「BRUTUS」も「本が人をつくる。」という読書特集号。表紙のしかけがおもしろい。岡田斗司夫「本棚のダイエット」、松岡正剛+幅允孝「読書地図の創り方」が、非常に参考になります。
ロベルト越川さんは「ブラジル、光と影」で研究室のようすを公開。ぼくの最初の本『コロンブスの犬』(1989)を、ブラジルを知る8冊の中に選んでくれました。
『コロンブスの犬』は来年、夏までには新版を出す予定。まったくちがう表情をまとうことになるでしょう。お楽しみに。
ロベルト越川さんは「ブラジル、光と影」で研究室のようすを公開。ぼくの最初の本『コロンブスの犬』(1989)を、ブラジルを知る8冊の中に選んでくれました。
『コロンブスの犬』は来年、夏までには新版を出す予定。まったくちがう表情をまとうことになるでしょう。お楽しみに。
Monday, 14 December 2009
世界中のアフリカ2010、いよいよ!
1月9日は新宿に集合! イベント詳細を、詩人・翻訳家のくぼたのぞみさんがご自分のブログにきれいにまとめてアップしてくださったので、そちらを見てね。
http://esperanzasroom.blogspot.com/
早く予約しないと埋まっちゃうよ。
ぼくの朗読なんかはどうでもいいけど、ゾマホンさんとロジェの対話は、全世界中継したいくらいです。
http://esperanzasroom.blogspot.com/
早く予約しないと埋まっちゃうよ。
ぼくの朗読なんかはどうでもいいけど、ゾマホンさんとロジェの対話は、全世界中継したいくらいです。
『チョコラ!』上映会@和光大学
いよいよ19日(土)が近づきました。忘れがたい、傑作ドキュメンタリー。もちろん、無料です。ぜひみんなで見に行きましょう!
和光大学現代人間学部現代社会学科 2009年度文化企画
日本から遠く、しばしば「アフリカ」とひとくくりにされてしまう巨大な大陸。その大陸の、ほんの片すみのひとつの街・ティカに暮らす「ストリート・チルドレン」たちを描いたのが、小林茂監督のドキュメンタリー映画『チョコラ!』だ。「チョコラ」とは、路上でものを拾うことをさすことばであり、映画は少年たちのもの拾いのシーンから始まる。そこに映し止められていく子どもたちは、不登校、家族不和、薬物中毒、環境破壊、エイズ…と「問題」に満ち満ちている。ときにどうしていいかわからずことばを失う子どもたち。遊び、食べ物を分け合い、「恵み」を乞う子どもたち。あまりに遠いケニアに、いま世界の子どもたちが共通におかれている困難がある。
和光大学現代人間学部現代社会学科では、市民に開放された文化企画を毎年開催してきた。今年度は、このドキュメンタリー映画の上映、監督とパネラーによる討論を通して、ケニア社会とその子どもたちへの理解、そして私たちの足元にある「日本」という社会の「いま」を解読する豊かな可能性を手に入れたいと考えている。
□■日時・場所■□
2009年12月19日(土) 14:00~17:00 和光大学 J301教室
※終了後、会議室にて参加者も交えた懇親会を予定。
□■講師・パネラー■□
小林茂氏(映画『チョコラ!』監督)
管啓次郎氏(明治大学教授)
ロバート・リケット(和光大学教授)
道場親信(和光大学准教授)
□■定 員■□
200名
□■参加費■□
無料
□■申込方法■□
事前申し込みは不要。直接会場へ。
□■主 催■□
和光大学現代人間学部現代社会学科
お問い合わせ
和光大学教学支援室
TEL:044-989-7487 FAX:044-989-7474
和光大学現代人間学部現代社会学科 2009年度文化企画
日本から遠く、しばしば「アフリカ」とひとくくりにされてしまう巨大な大陸。その大陸の、ほんの片すみのひとつの街・ティカに暮らす「ストリート・チルドレン」たちを描いたのが、小林茂監督のドキュメンタリー映画『チョコラ!』だ。「チョコラ」とは、路上でものを拾うことをさすことばであり、映画は少年たちのもの拾いのシーンから始まる。そこに映し止められていく子どもたちは、不登校、家族不和、薬物中毒、環境破壊、エイズ…と「問題」に満ち満ちている。ときにどうしていいかわからずことばを失う子どもたち。遊び、食べ物を分け合い、「恵み」を乞う子どもたち。あまりに遠いケニアに、いま世界の子どもたちが共通におかれている困難がある。
和光大学現代人間学部現代社会学科では、市民に開放された文化企画を毎年開催してきた。今年度は、このドキュメンタリー映画の上映、監督とパネラーによる討論を通して、ケニア社会とその子どもたちへの理解、そして私たちの足元にある「日本」という社会の「いま」を解読する豊かな可能性を手に入れたいと考えている。
□■日時・場所■□
2009年12月19日(土) 14:00~17:00 和光大学 J301教室
※終了後、会議室にて参加者も交えた懇親会を予定。
□■講師・パネラー■□
小林茂氏(映画『チョコラ!』監督)
管啓次郎氏(明治大学教授)
ロバート・リケット(和光大学教授)
道場親信(和光大学准教授)
□■定 員■□
200名
□■参加費■□
無料
□■申込方法■□
事前申し込みは不要。直接会場へ。
□■主 催■□
和光大学現代人間学部現代社会学科
お問い合わせ
和光大学教学支援室
TEL:044-989-7487 FAX:044-989-7474
Thursday, 10 December 2009
Wednesday, 9 December 2009
「フィガロ・ジャポン」読書特集
「フィガロ・ジャポン」12月20日号は、恒例の読書特集。去年はぼくも書いたけれど、今年はなし。
それでも202冊のうちに、ぼくの本が2冊、登場しています。
『本は読めないものだから心配するな』(左右社、2009)を選んでくださったのは大竹昭子さん。文章道の先達のコメントは、何よりうれしいものです。
そして『ホノルル、ブラジル』(インスクリプト、2006)を選んでくださったのはスタイリストの岡尾美代子さん。旅好きらしい彼女が「どこか遠くに行くときに、何度も読んだこの本を持っていくことが多い」とのひとことに、報われた思いです。
おふたりに心からの感謝(と、感謝されても困るとは思いますが!)。
新著『斜線の旅』(インスクリプト)は、すでにゲラを見終えて手を離れました。間村俊一さんの装幀が上がり次第、印刷・製本に入るはずです。ご期待ください!
それでも202冊のうちに、ぼくの本が2冊、登場しています。
『本は読めないものだから心配するな』(左右社、2009)を選んでくださったのは大竹昭子さん。文章道の先達のコメントは、何よりうれしいものです。
そして『ホノルル、ブラジル』(インスクリプト、2006)を選んでくださったのはスタイリストの岡尾美代子さん。旅好きらしい彼女が「どこか遠くに行くときに、何度も読んだこの本を持っていくことが多い」とのひとことに、報われた思いです。
おふたりに心からの感謝(と、感謝されても困るとは思いますが!)。
新著『斜線の旅』(インスクリプト)は、すでにゲラを見終えて手を離れました。間村俊一さんの装幀が上がり次第、印刷・製本に入るはずです。ご期待ください!
清岡ワークショップ、定員に達しました
12月20日のワークショップ「東京を書く」は15名の定員に達しました。ありがとうございました。夜のトークセッション(定員30名)はまだいくらか余裕がありますので、ぜひどうぞ。
それにしても、さすがカリスマ・フラ語教師の人気! ぼくひとりなら参加申し込みは3名が限度だったでしょう。
思い出に残る一日にしたいですね。いまから、当日の天候は「雪」と勝手に予言しておきます!
それにしても、さすがカリスマ・フラ語教師の人気! ぼくひとりなら参加申し込みは3名が限度だったでしょう。
思い出に残る一日にしたいですね。いまから、当日の天候は「雪」と勝手に予言しておきます!
Monday, 7 December 2009
WALKING展、はじまる
ついに始まりました、WALKING展。画期的な展示です。本の中では、このために新規購入してもらったAndy Goldsworthy の数冊が人目をひきます。それ以外のどの本も、ブラウズすれば心にしみいるものばかり。
そして正面の壁、驚いてください。立ちつくしてください。
生田の丘は駅からちょっと遠いけれど、それを補って十分あまりある満足が得られるはず。歩いて、見にきてください!
そして正面の壁、驚いてください。立ちつくしてください。
生田の丘は駅からちょっと遠いけれど、それを補って十分あまりある満足が得られるはず。歩いて、見にきてください!
Thursday, 3 December 2009
展示の準備
いよいよ12月になって、WALKING展は目前。みんな準備に追われている。設営を手伝ってくれる、片山くんを中心にした建築学科の学生グループHillは、すごいパワーで猛然と作業中。もらってきたツーバイフォーを電動のこぎりで切って、椅子と本棚がいっしょになったブースを作っている。明日の搬入をめざしているので、できあがりが本当に楽しみ。みんな、ごくろうさま。
そして! ついに! 佐々木愛さんから作品の画像が届いた。ぼくが書いた7編の16行詩をモチーフに、彼女のやさしくて力強い絵が鳥を、森を、描き出してゆく。いずれもかなりの大きさ。土曜日には実物がやってきて、それをぼくらは壁に掛けるだろう。掛け方も、もちろん、いろいろ工夫する。みなさん、絶対に見に来てください。
ぼくは他に組写真をいくつか出品する。
「国際芸術センター青森の森を歩く」(2Lサイズのプリント36枚)
「青森、3つの歩行」(2Lサイズのプリント24枚=予定)
「大連」(ワイド六つ切りのプリント9枚)
これ以外に、「ロバート・ルイス・スティーヴンソンの墓をめざして登って行く」も展示しようかと思ったのだが、あまりに多くなりすぎてもいけないので。きょうは「国際芸術センター」のパネルを作った。
展示する本から18冊を選んで解説を加えた小冊子「BOOKS WALKING 歩いてゆく本たち」もなかなかの出来映え。清岡秀哉さんのデザインが、すっきりまとめてくれた。
来週以後、展示を見にきてくれるみなさん、火曜日と金曜日ならぼくは生田にいますので、ぜひあらかじめ連絡してください。よろしくお願いします!
そして! ついに! 佐々木愛さんから作品の画像が届いた。ぼくが書いた7編の16行詩をモチーフに、彼女のやさしくて力強い絵が鳥を、森を、描き出してゆく。いずれもかなりの大きさ。土曜日には実物がやってきて、それをぼくらは壁に掛けるだろう。掛け方も、もちろん、いろいろ工夫する。みなさん、絶対に見に来てください。
ぼくは他に組写真をいくつか出品する。
「国際芸術センター青森の森を歩く」(2Lサイズのプリント36枚)
「青森、3つの歩行」(2Lサイズのプリント24枚=予定)
「大連」(ワイド六つ切りのプリント9枚)
これ以外に、「ロバート・ルイス・スティーヴンソンの墓をめざして登って行く」も展示しようかと思ったのだが、あまりに多くなりすぎてもいけないので。きょうは「国際芸術センター」のパネルを作った。
展示する本から18冊を選んで解説を加えた小冊子「BOOKS WALKING 歩いてゆく本たち」もなかなかの出来映え。清岡秀哉さんのデザインが、すっきりまとめてくれた。
来週以後、展示を見にきてくれるみなさん、火曜日と金曜日ならぼくは生田にいますので、ぜひあらかじめ連絡してください。よろしくお願いします!
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