Thursday, 3 January 2008

さあ、新年

あけましておめでとうございます。いよいよこの春から大学院の新しいプログラムが始動する。まだいくつか、準備を進めておかなくてはならない。第2期入試は2月28日です。映像、音楽、デザイン、ウェブ関係のあれこれに興味があるみなさん、ぜひアキバを本拠地とするディジタルコンテンツ系に来てください。

今年の大きなテーマは「整理整頓」。何がどこにあるのか、ほんとにわからなくなってきた。本なんか、見つかれば運がいいという程度。暮れには二十年間見たこともなかった本がごろごろ出てきて、呆然とした。段ボールにつめているかぎり、本は地下の埋蔵金みたいなもんだ。

はっきりいって、もう二度と本を買わなくても、たぶん生涯、読むものには事欠かない。逆にいうなら、「さて、この本を熟読するぞ!」という過去の自分の約束を、それだけはたしていないということになる。

これからは、昔からもってて読んでない本、わかってない本を、何度でも手に取ることを中心に考えたい。これは別にDC系とは関係ない決意だが、言語記号の並びをまるごと把握するという作業は、いまでも構想力にいたる唯一の道だ。DC系の基礎作業は「読書」です。

そしてぼくの場合、埋もれた本を棚に出し空気にあて、金槌やのこぎりや鉋を手入れするように、よく手入れしていつでも使える状態にしたいと思う。

結局、読み書きも手仕事。逃れるすべはない。