2010年10月23日土曜日

四谷で

四谷アート・ステュディウムでのゲスト講義、終了。たくさんの方に来ていただき、ほんとうにありがとうございました。きょう取り上げた作品のリストを末尾に。

最後は駆け足になってしまいましたが、「母」をめぐる話として紹介したかったものばかり。そしてシャロン・クリーチに関しては、最後におばあちゃんが死んでしまうことを伝えそこねました。すみません。

人間関係はけっして2世代では完結せず、3世代を見てゆかなくてはならない。そして人のだれもが、「自分の場合」と「一般論」の両方を同時に考えなくてはならない。

下の作品群は、いずれも自信をもってお勧めできます。泣けます。泣いてください。笑いながら泣いてください。乾いた涙で泣いてください。


1)Eugénio de Andrade (1923-2005), “Casa na Chuva”
エウジェニオ・デ・アンドラーデ 「雨の中の家」
2)Jamaica kincaid (1949-), At the Bottom of the river
ジャメイカ・キンケイド 短編集『川底に』(平凡社)から「夜の中を」「母」
3)Aimee bender (1967-), Willful Creatures
エイミー・ベンダー 短編集『わがままなやつら』(角川書店)から「飢饉」
4)Sharon creech (1945-), walk two moons
シャロン・クリーチ 『めぐりめぐる月』(もきかずこ訳、偕成社)
5)Marilynne robinson (1943-), housekeeping
6)Roddy doyle (1958-), her mother’s face