2010年10月20日水曜日

20世紀

きょうたまたま見て、笑いと幸福感がこみあげてきたウィキペディアの記述。

1888年に現在の松戸市で、当時13歳の松戸覚之助が、親類宅のゴミ捨て場に生えていたものを発見した。松戸は「新太白」と名付けたが、1898年に渡瀬寅次郎によって、来たる新世紀20世紀)における代表的品種になるであろうとの観測と願望を込めて新たに命名された。なお、当時は西暦の概念さえまだ一般的ではない時代であったため、非常に先進的な命名と言える。その後、1904年鳥取県に導入され、鳥取県の特産品となった。花は鳥取県の県花に指定されている。」


梨の20世紀のことです。当時13歳の少年(しかも松戸の松戸)が、親類宅のゴミ捨て場に生えていたものを発見というくだりが、なんともいい。


1888年、それはフェルナンド・ペソアやT・S・エリオットが生まれた年(サン=ジョン・ペルスは87年、萩原朔太郎やマヌエル・バンデイラは86年)。モダニズム詩の夜明けにむかう時でした。


と、20世紀を食べながら感慨にふけった秋の宵。