Monday, 26 March 2018

UNESCOで

3月21日はUNESCOが定めたWorld Poetry Day、世界各地で詩のイベントが開催されています。ぼくはWorld Union of Poets に招待され、パリのUNESCO本部12番ホールで自作を朗読しました。モロッコ、チュニジア、サウジアラビア、イラク、ジンバブエ、スペイン、フランス、エクアドルなどの各国から12名の詩人が参加。

時間の関係で、『島の水、島の火』(2011年)からの1片を日本語原文とフランス語訳で読んだだけでしたが、 春を祝う小さな祝祭に参加できたことは大きなよろこびでした。

詩は読まれ聴かれることを望み、その前提は沈黙であり、現実から一歩引いた場所です。音をともにし、それぞれが聴き取り、考える。<平和>を主題にしたイベントは、それに必要なしずけさと集中に包まれていました。