Sunday, 16 June 2013

読売書評#36

鳥飼玖美子『戦後史の中の英語と私』(みすず書房)。6月16日掲載。

アポロ月着陸の1969年、大阪万博の1970年、鳥飼さんこそわれわれ英語少女・少年の女神であり偶像でした。万博の年、ぼくは小6。

英語における彼女の境地に、結局足元にもおよばずに終わった自分を、深く反省します。

中学生のころ何かで読んだ「結婚しても鳥飼玖美子です」というフレーズをなぜかよく覚えています。