きょうはいい天気。夏らしさを求めてピーター・ムーンを聴きながら、ぼんやり考える。このところ気になっているのはイノーという言葉。珊瑚礁の礁湖、ラグーンのことを沖縄ではイノーというそうだ。
なぜかは知らない。しかし「稲生」と書いてイノーという地名・人名は各地にある。イネが元来、食料のことだとしたら、米が生える土地も魚がとれる海もイノーなのだろうか。
ウオはもともとイオ。イネやイオのイが、イノチのイと関係ないはずがない。ポリネシアではイオはイカ。
「うお」とは浮かび泳ぐから「うお」なんだというあまりにもバカバカしい語源説を聞いたことがあるが、それはとても信じられない。
考えてわかることではないけれど、何か気になる。まずはイノーに身をひたし、ジュゴンのようにぷかぷか浮かんでみたいもの。