Tuesday, 6 September 2011

「すばる」10月号

「すばる」によしもとばなな『ジュージュー』の書評を書きました。ばななさんこそ、ぼくにとっての「ジュージュー」だった。その「ジュージュー」が何かを知るには、この本をどうぞ。そして強烈にかわいいダスト・ジャケットを、ぜひ書店で見てください。

Sunday, 4 September 2011

朝日新聞「本の舞台裏」

けさの朝日新聞読書欄のコーナー「本の舞台裏」で、『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)が紹介されました。今後の朗読会についてもふれられています。どうぞ、ごらんください!

きゅうり水

この夏初めて飲んだものは、きゅうり水 (cucumber water)。ホテルのロビーにあって、ガラスのジャーにライムときゅうりの輪切りと氷がごろごろ入っていて、好きなだけ飲める。青臭いだろうなと思っていたら、やっぱり青臭い。が、悪くない。さっぱりしていい感じ。

で、こんど(来年の夏には?)うちでも作ってみようと思っていたら、「水牛だより」で八巻美恵さんが以下のように書いておられた。これはいいかも。よし、来年作るのは「きゅうりワサビ水」だ! 来夏、思い出せたらの話だけれど。

「夏のはじめのサワーは、きゅうりワサビ。焼酎のソーダ割りといっしょに小皿にきゅうりの細切りとわさびが小さじいっぱいほど盛られてついてくる。わさびは粉を溶いたもの。それを焼酎のジョッキにすべて投げ込み、マドラーで攪拌する。しだいにぜんたいが淡い翠色がかって白く濁ったら準備完了。口に含むとほんのりわさびの香り。辛くはない。きゅうりの青臭さがほどよい複雑な味となり、さっぱりとおいしい。ときどきそのきゅうりを箸でつまんで食べてみると、焼酎を含んだ味に変化していて、これもよい。夏の味だな。外がまだ明るい夕方が似合う。自分でも作れそうな気がする。町田にて。」


なお、トップの写真のかぶとむしは、おそらく生田緑地から飛んできて、勝手に捕まってくれたもの。しばし遊んで、砂糖水を飲ませ、翌朝には帰ってもらいました。

Saturday, 3 September 2011

Agend'Ars 45


Como la resistencia al intelecto
Se escribe la poesía, no es una explicación
En conmemoración de lo incomprensible
Sólo se intenta disponer las palabras
Aunque sea incomprensible, quiero aquí
Crear una especie de jardín lingüística, un huerto desconocido
Para inscribir el crecimiento peculiar de esa hora
En rayas sutiles
El esfuerzo del recuerdo de lo que nunca ha sido
El apoyo a la reminiscencia de las cosas imposibles
La reacción metafísica contra este mundo sin consistencia que no puede ser sino una cosa
Morder la raíz amarga del aciano desde el lado de la tierra
Y contemplar las estrellas esparcidas por el cielo azul aguamarina desde dentro de la tierra
No hay conocimientos ni inteligencia
Sólo existen las vacilaciones de la mente
La que jamás se deja ahuyentar, la memoria, ese animal pequeño

(Una traducción tentativa por Eiko Minami)

勝手に俳句(ら行、わ行)

雷鳴に目覚めし間際の紅楼夢
リスボンや栄華の果てに鴎あり
流転せよ苔むす石ころ夜明けは近い
連綿と写経のごとく文字を打つ
ロックンロールは死んだよロックは死なないよ

和気藹々呉越同舟コミュニオン

(「を」と「ん」はあきらめ。これにて1サイクル終了です。)

Friday, 2 September 2011

「水牛のように」9月号

「水牛のように」が更新されました。

http://www.suigyu.com/

ぼくは「犬狼詩集」39、40を寄稿しています。若松恵子さんがエッセーで『ろうそくの炎がささやく言葉』をとりあげてくださいました。ありがとうございます!

ほんとうに淡々と、無口な水牛そのものの姿勢で続いてゆくこのウェブジン、大好きです。いつでもごらんください。いつでもそこにあります。

Thursday, 1 September 2011

勝手に俳句(は行、ま行、や行)

俳諧と徘徊と諧謔と嗜虐
非人称先取りされたニルヴァーナ
不快指数を快に転ずる心意気
ヘルシンキ地獄の沙汰は犬に訊け
包囲光に魂さらす万聖節

迷ふなかれすべての迷路でおれが待つ
未開といふも開に開なしこれでよし
無情と人情いづれもなさけ深なさけ
明解な満月狂気の鏡をひとつ割れ
猛獣の心をきみがなつかせた

やなこつたパンナコツタが欲しいんだい
夕方を崇めて千年夜を待つ
妖術と魚の頭のせめぎあひ