Wednesday, 7 October 2026

『図書館詩集』の評

 『図書館詩集』に対する評がいくつか出はじめています。これを手がかりに、ぜひ詩集を読んでみてください!

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[図書館は] まさに「本の森」であり、フィールドワークさながら詩人はそこにじっさいに足を運び、書架から本を取り出しながら、自然を感受するのと同じレベルで思索し詩作するのだ。(野村喜和夫「公明新聞」2026.9.7)


図書館はあまねく人に本と居場所を与える森であり、作中で語られる通り「反支配の拠点」だ。法人に支配された人間社会の「生命に住んでいない」ありさまに怒り、詩をつくる。しかも管は、動物たちの視点で世界の再体験を試みる。(金井万理恵「詩はいま」2026年9月、共同通信配信)

道行きの叙述に近い要素が濃厚にある。つまり、目の前に生起し展開する風景と思念が、吹き渡る風とともに切り取られていく。(蜂飼耳「毎日新聞」2026.9.16)

旅をし、学び、賢く生きる。その平和の尊さを歌う。図書館への賛歌を辿るうちにこちらにも沸々と明るい希望がわきあがってきた。(中島悦子「現代詩手帖」2026年10月号)