Wednesday, 8 December 2021

安藤昌益のほうへ

 講談社学術文庫の12月の新刊として、安藤昌益『自然真営道』(野口武彦抄訳)が刊行されます。そのイントロにあたるエッセーを書かせていただきました。恐れ多くも巻頭にしろうとの文章が置かれていますが、昌益の世界にこれから入ってゆこう、歩んでゆこうという人には、少しは示唆するところがあることを願います。

八戸を中心に活躍した、真に驚くべき大思想家です。ぜひこの1冊を手にとってみてください。ルソーと、ソローと、どこかでつながってくるように思います。野口武彦先生の現代語訳は、明晰この上なし。熟読しましょう!