昨年秋に行った貴州トン族の「歌の祭り」へのツアー。現地シンポジウムを記録した冊子『トン族の歌にふれて』が完成し、7月30日に記念シンポジウムを開催しました。
かれら歌の民族。この日は、ぼくの研究室所属の谷口岳・林真による概観のあと、詩人の新井高子さん、鉄鋼マンの伊藤岳さんによるミニ・ミュージカル、ファッション・デザイナー新居幸治さんによる貴州ミャオ族の衣服文化の紹介、伊藤岳さんによるトン族の民族誌紹介、神戸をベースとする歌手Kawole さんによる世界各地の先住民の歌で第一部。
休憩のあと、ブックデザイナーの祖父江慎さんによる旅の報告、日中平和観光の増田さんによる貴州の魅力をめぐるお話、そしてしめくくりに精神科医の宮地尚子さんによる旅のまとめ。
あっというまの1時間40分でした。お客さんの満足度、非常に高かったはずです。
この冊子は新井高子(埼玉大学)、宮地尚子(一橋大学)、管啓次郎(明治大学)の3研究室の共同発行です。興味のある方は、実費をいただく程度でお分けしますので、何かの折りに声をかけてください。
きっと貴州への夢にとりつかれます!