11月22〜25日、エクアドルの港町グアヤキルで行われたグアヤキル国際詩祭に招待参加しました。世界各国からの14名の詩人に地元の多数の詩人が加わり、連日各地で朗読会や討論。非常に活気のある、刺激的な数日をすごすことができました。
エクアドルから輸入されるバナナのすべてが、この港から積み出されます。ガラパゴス諸島への観光拠点でもあります。ぼくにとっては32年ぶりの南米大陸! いろいろな思いが頭をよぎり、非常に感慨深いものがありました。
ぼくは昨年メキシコで出版されたぼくの詩の選集 Agend'Arsから読みました。翻訳者のCristina Rascon さん、Eiko Minamiさん、ありがとうございました。ひさびさのスペイン語漬けで、もちろんディスカッションなどはボロボロでしたが、作品朗読に関しては好評。もっと長い、本格的な講演をスペイン語でできるよう、これからもっと勉強します。
この詩祭、日本の詩人の参加は初めてだそうですが、これを機に若い詩人たちに、ぜひラテンアメリカにも眼を向けてほしいと思っています。ぼくもまた遠からず、いくつかの国に行くことになりそうです。