Saturday 26 January 2013

キンドルの不便なところ

ただキンドルのきわめて不便なところが、アマゾン・フランスのフランス語書籍が買えないこと。権利の関係でしょうか。どのタイトルを見ても

"Ce titre n'est pas disponible pour votre pays."

と出てきます。

日本のアマゾンでは、有名な古典的作品(スタンダールの『赤と黒』、フロベールの『ボヴァリー夫人』などは無料でダウンロードできる)を除けば、買えるフランス語の本はほとんどありません。『プルースト全集』が4000ページ近くあって200円で購入できたのはすごいけれど、そのもとになっているテクストがどういうものなのかは知らず。これだけでも10年はもちますが。

電子書籍に詳しいフランス文学者がいたら、どうしているのか、こんど訊ねてみたいものです。