Saturday, 29 December 2012

クリスマス・イヴ公演を終えて

24日の『銀河鉄道の夜』、おかげさまで昼も夜も満員。冬を溶かすくらいの熱気に包まれて、2回の公演を終えることができました。さすがにその日はへとへと!(通しのリハーサルを含めて3回やったので。)しかも小島くんは38度以上の熱を押しての熱演でした(駄洒落じゃないよ)。

うれしい感想をたくさんもらいましたが、まずは批評家の佐々木敦さんのツイートから。「そして後半が『銀河鉄道の夜』。随所に寸劇的な要素も入った、朗読の域をはるかに越え出た、極めて完成度の高いリーディング演劇になっていた。とにかく四人の声の魅力に聴き惚れる。僕はこのまま音盤化出来ると思った。古川さんの変幻自在さ、管さんの深みと落ち着き、そして柴田さんの英語の叙情」

なぜか、昼と夜はかなり出来映えがちがいました。それはたぶんお客さんの反応にぼくらが反応しているから。でもどちらがよかったというのではなく、昼のほうが「初々しかった」という声もあり、夜のほうが「自由だった」という声もありました。これからも一回ごとに姿を変えてゆく、永遠の未完成作品でありたいと思っています。

初めての人も、くりかえし見ていただいている人も、ぜひ来年も、どこかの公演を見に来てください。