Tuesday, 20 December 2011

「フィガロ・ジャポン」2月号

20日発売の「フィガロ・ジャポン」2月号の特集は「心が動く、本と映画」。ここに「言葉を巡って8カ月、ふたりの往復書簡」と題して、野崎歓さんとぼくの往復書簡が掲載されています。手書き。野崎さんの字、じつに味わいがあります。堀江敏幸さんの字に、ちょっと似ています。仏文学者の文字? ぼくは悪筆ごめんなさい。イヌ科動物の文字です。

内容はわれわれが編集した『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)をめぐるもの。この本を少しでも遠く広く深くしずかに届けたいと思ってきました。朗読ツアーは終わりましたが、これからもご希望があれば、どこにでも行くつもりです。

自主的な気楽な朗読会も、各地でぜひ企画してみてください。分子的なささやきの響きのために。