土曜日、住田町での朗読会は町の人口の1パーセントを集める盛況でした。秋の夜にお出かけくださったみなさん、すべてを準備してくださった「まーぶる」のみなさん、教育長さん、会場のお手伝いのみなさん、報道のみなさん、ほんとうにありがとうございました。
朗読会には一種の化学反応のようなものがあって、そこに集う人の顔ぶれによってかなり雰囲気がちがいます(読み手も、聴き手も)。今回は読み手の側(柴田さん、ぱくさん、堀江さん、山浦先生とぼく、そしてお話をしてくれた新井さんと関戸さん)の組み合わせもこの場にちょうどよくて、2時間半のセッションにずっと耳を傾けていただいたみなさんの熱に支えられて、いい夕べになったと思います。
同時開催の新井さんの一日かぎりの写真展もすばらしかった!
でもなんといってもケセン語訳聖書の山浦先生の存在を抜きにしては、これだけの充実した場にはできなかったはず。打たれました、ケセン語訳ヨハネによる福音書。山浦先生の教会には、いつか必ず伺います。
まずは報道をいくつか。まず岩手日報。
http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/h201112/h1112051.html
ついでテレビ岩手。
http://www.dailymotion.com/video/xmr48e_yyyyyyy-yyy_news
翌日、大船渡と陸前高田の海岸部にみんなで行きました。みんなでじっとたたずみました。強い強い風が吹いていました。9か月前の春のことを考えました。
冬を迎えるいま、まるで無力なわれわれですが、次の春を思いながら、われわれにできるかぎりの声を発してゆきたいと思います。