昨日のシンポジウム+朗読会「詩は何を語るのか」は、75名ほどの聴衆のみなさんとともに、きわめて充実したひとときを過ごすことができました。実際、詩のイベントで、これだけの強度と内容があるものは、そうはないと思います。新井高子さん、中村和恵さん、山崎佳代子さんという3人の尊敬する詩人、そしておよばずながらぼくを含めて、まったくタイプのちがう4人がつむいだ言葉と声のひろがりが、何か新たな(再)出発を思わせる一日になりました。
詩はおもしろい。詩を読もう。そんな気分に貢献できたなら、主催者としてはこの上なく報われたということになるでしょう。