2009年7月28日火曜日

原瑠美の36冊

外部ゼミ生、原瑠美さんのリストです。もともと日本文学を勉強していて、いまは企業で翻訳の仕事をしている彼女、これからどんな展開を見せるのか、楽しみ。日曜日もよろしく!

1. 自分の考え方、感じ方、判断力の核をなす12冊

中川李枝子作、大村百合子画『いやいやえん』(福音館書店、1962年)
平岩弓枝『風子』(新潮社、1978年)
泉鏡花『高野聖・眉かくしの霊』(岩波文庫、1992年)
今井源衛他校注『堤中納言物語・とりかへばや物語(新日本古典文学体系26)』(岩波書店、1992年)
河合隼雄『明恵夢を生きる』(講談社+α文庫、1995年)
米井力也『キリシタンの文学』(平凡社、1998年)
ロラン・バルト『記号の国1970(ロラン・バルト著作集7)』(石川美子訳、みすず書房、2004年)
福田恆存『私の幸福論』(ちくま文庫、1998年)
安田登『ワキから見る能世界』(NHK出版、2006年)
Bataille, George “L’érotisme” (Les éditions de minuit, 1957)
Jung, C. G. “The Archetypes and The Collective Unconscious (Collected Works of C.G. Jung Vol. 9 Part 1)” (Princeton University Press, 1981)
Tyler, Royall “Japanese No Dramas” (Penguin Classics, 1992)

2. 自分が専門と呼びたい分野の12冊(アート、都市、廃墟)

赤瀬川原平、藤森照信、南伸坊編『路上観察学入門』(ちくま文庫、1993年)
クリストファー・ウッドワード『廃墟論』(森夏樹訳、青土社、2003年)
海野弘『パトロン物語—アートとマネーの不可思議な関係—』(角川書店、2002年)
ドミニック・オドルリ、ラファエル・スシエ、リュック・ヴィラール『世界遺産』(水嶋英治訳、白水社文庫クセジュ、2005年)
谷川 渥『廃墟の美学』(集英社、2003年)
ルネ・デヴナン『伝説の国』(笹本孝訳、白水社文庫クセジュ、1978年)
中沢新一『芸術人類学』(みすず書房、2006年)
長谷川如是閑『倫敦!倫敦?』(岩波文庫、1996年)
バルテゥス、セミール・ゼキ『芸術と脳科学の対話―バルテュスとゼキによる本質的なものの探求』(桑田光平訳、青土社、2007年)
前田愛『都市空間と文学』(筑摩書房、1992年)
ル・コルビュジエ、ポール・オトレ『ムンダネウム』(山名義之・桑田光平訳、筑摩書房、2009年)
Gabriel Bauret, Ikko Narahara “Ikko Narahara photographies 1954-2000” (Maison européene de la photographie, 2002)


3. 「現代性」を主題とする12冊

デヴィッド・グレーバー『アナーキスト人類学のための断章』(高祖岩三郎訳、以文社、2006年)
ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』(千野栄一訳、集英社文庫、1998年)
小山登美男『現代アートビジネス』(アスキー・メディアワークス、2008年)
坂口安吾『堕落論』(新潮文庫、2000年)
島田雅彦『退廃礼讃』(読売新聞社、1998年)
ダグラス・K・スミス、ロバート・C・アレキサンダー『取り逃がした未来—世界初のパソコン発明をふいにしたゼロックスの物語—』(山崎賢治訳、日本評論社、2005年)
アンドレイ・タルコフスキー『映像のポエジア―刻印された時間—』(鴻英良訳、キネマ旬報社、1988年)
坪内祐三『靖国』(新潮文庫、2001年)
中上健次『現代小説の方法』(作品社、2007年)
中沢新一『緑の資本論』(集英社、2002年)
四方田犬彦『日本のマラーノ文学』(人文書院、2007年)
Philip K. Dick “Do Androids Dream of Electric Sheep?” (Orion Publishing Group, 1968)