2009年7月10日金曜日

マルコムとヴィヴィアン

マルコム・マクラーレンとヴィヴィアン・ウェストウッド。パンクの産みの親たちである二人の足跡を追うテレビ・ドキュメンタリーを、たてつづけに見る。

最高! 二人とも、あらゆる権威をまったく意に介さない。目立ちたがりではあるだろうけど、誰にもおもねることがない。やりたいことを、好きなように、妥協なくやるだけ。

ただし、二人ともそれぞれの「美」がきわめて強くあることも、はっきりと感じられる。メインストリームかエスタブリッシュメントに対する批判だけが、おもしろいものを生む。あたりまえだけど、なかなか実践できないもの。

ヴィヴィアンの指摘でハッとしたのは、イギリスは世界中に植民地をもち軍隊を送っていて、それであらゆる気候風土に対応する「制服」の文化が出来上がったということ。彼女はそんな「制服」を上手に利用し、崩してゆくわけだ。

ファッションというとぼくにはまったく縁遠い世界だけれど(70年代半ばの高校生のころはロンドン・ブーツを履いて丈の短いジャケットを着ていたけれど)、二人の足跡を見ているとがぜん興味が湧いてくる。

さいわいゼミ生のフェイフェイはファッションを専門の一部としている。一緒に、いろいろ考えていきたい。