札幌で粘り強くつづけられるリトルマガジン「アフンルパル通信」12号が出ました。うれしい。吉成くん、よくがんばったね。
今号の寄稿者は、ホンマタカシ、かわなかのぶひろ、宇波彰、くぼたのぞみ、田中庸介、長屋のり子、佐藤雄一、前野久美子、山田航、関口涼子、中島岳志、小川基、とぼく。表紙写真の被写体は吉増剛造。
これだけの雑誌=雑志は、そうはありません。お求めは書肆吉成までどうぞ。
http://camenosima.com
です。今後とも年2回ほどのペースで進んでいきます。よろしく!
Thursday, 24 November 2011
「声とリズム」終了
23日、15〜18時という長時間にわたったイベント「声とリズム」、ぶじ終了。
金子飛鳥さんのプロジェクト「本・つながる・未来」と『ろうそくの炎がささやく言葉』の共同企画でした。朗読は新井高子、小沼純一、柴田元幸、田内志文、根本美作子のみなさんと、ぼく。バイオリンに金子飛鳥さん、パーカッションに渡辺亮さん。そしていつものようにPAと照明の面倒を見てくれたのは、われらが友人・小池アミイゴさんでした。
よかった。いい言葉と音が出てきた。本に収録されていない作品を含めて、まるで海洋性気候のように、情動の波と風と日光がコンスタントに変化をつづけました。朗読だけでは、ここまでのうねりは出てこない。飛鳥さんの変幻自在のバイオリン、そして亮さんのアフリカの市場のような多彩なパーカッション群が、すべてを彩り、増幅してくれました。
あらたかさんの情感と温かみ、小沼さんの新作ととっておきの秘密兵器、柴田さんのでっかくて鋭い本質的にロッケンロールな声、田内さんの少年の心のなつかしい新境地、根本さんの涙なくしては聞けないパーソナルな悲嘆。ぼくにとっても友人たちの新たな面を知る機会になりました。
終了後、みんなでRainy Day のスタッフのみなさんが握ってくれたおにぎりをいただきながら、遅くまで話し合いました。自分たちがやっていることに意味はあるのか、何がどこに届くのか、冬を迎えて各地の状況はどうなるのか、われわれの社会にどんな別のデザインをもちこめるのか、いま新たに何ができるのか、など。容易に答えが出せることではないけれど、この仲間たちと、そしてやがて出会う新たな仲間たちと、これからも持続的に考えていこうと思います。
金子飛鳥さんのプロジェクト「本・つながる・未来」と『ろうそくの炎がささやく言葉』の共同企画でした。朗読は新井高子、小沼純一、柴田元幸、田内志文、根本美作子のみなさんと、ぼく。バイオリンに金子飛鳥さん、パーカッションに渡辺亮さん。そしていつものようにPAと照明の面倒を見てくれたのは、われらが友人・小池アミイゴさんでした。
よかった。いい言葉と音が出てきた。本に収録されていない作品を含めて、まるで海洋性気候のように、情動の波と風と日光がコンスタントに変化をつづけました。朗読だけでは、ここまでのうねりは出てこない。飛鳥さんの変幻自在のバイオリン、そして亮さんのアフリカの市場のような多彩なパーカッション群が、すべてを彩り、増幅してくれました。
あらたかさんの情感と温かみ、小沼さんの新作ととっておきの秘密兵器、柴田さんのでっかくて鋭い本質的にロッケンロールな声、田内さんの少年の心のなつかしい新境地、根本さんの涙なくしては聞けないパーソナルな悲嘆。ぼくにとっても友人たちの新たな面を知る機会になりました。
終了後、みんなでRainy Day のスタッフのみなさんが握ってくれたおにぎりをいただきながら、遅くまで話し合いました。自分たちがやっていることに意味はあるのか、何がどこに届くのか、冬を迎えて各地の状況はどうなるのか、われわれの社会にどんな別のデザインをもちこめるのか、いま新たに何ができるのか、など。容易に答えが出せることではないけれど、この仲間たちと、そしてやがて出会う新たな仲間たちと、これからも持続的に考えていこうと思います。
Tuesday, 22 November 2011
Monday, 21 November 2011
「昨日の森から明日の色へ」
しずおか連詩、終了。土曜日の夕方に完成し、日曜の午後に聴衆のみなさんを前に発表会を行いました。主催は静岡県文化財団、共催は静岡新聞社・静岡放送。大岡信さんの提唱で始められた会ですが、他に類例のない試みです。
三角みず紀さんの第1詩
おだやかに澄まされた耳元が
今日という日が晴れたとて
昨日の森がどうであったのか
明日が何色に見えるのか
快晴に染まりながら問われている
に始まり、ぼくの第40詩
「地獄の門」の実在を信じる必要はない
生命の薪は燃えて新しいかがり火となる
朝の美しい約束が海岸で待っている
に終わる作品の全体は、本日の静岡新聞朝刊に掲載されています。
今年のタイトル「昨日の森から明日の色へ」は歴代最年少参加者である三角さんの第1詩からとられたもの。三角さんの大胆な語法、川口さんのエレガントな知性、城戸さんのパウンド的博識、野村さんの誠実な探求心、共同制作には最高の仲間たちでした。
主催・共催のみなさんには本当に本当に良くしていただいて、どんなにお礼を申し上げても足りないほどです。日々の引率者だった静岡新聞企画事業局の杉山朋子さん、担当記者の岡本妙さんをはじめとするみなさま、ほんとうにありがとうございました。
聴衆のみなさんも熱心で、現代詩にこれだけの関心が集まるのは珍しいのではないでしょうか。この会が年ごとに新たに続けられることを心から願います。
ぼくにとっては秋の小さな旅、そして意識の大きな旅でした。
三角みず紀さんの第1詩
おだやかに澄まされた耳元が
今日という日が晴れたとて
昨日の森がどうであったのか
明日が何色に見えるのか
快晴に染まりながら問われている
に始まり、ぼくの第40詩
「地獄の門」の実在を信じる必要はない
生命の薪は燃えて新しいかがり火となる
朝の美しい約束が海岸で待っている
に終わる作品の全体は、本日の静岡新聞朝刊に掲載されています。
今年のタイトル「昨日の森から明日の色へ」は歴代最年少参加者である三角さんの第1詩からとられたもの。三角さんの大胆な語法、川口さんのエレガントな知性、城戸さんのパウンド的博識、野村さんの誠実な探求心、共同制作には最高の仲間たちでした。
主催・共催のみなさんには本当に本当に良くしていただいて、どんなにお礼を申し上げても足りないほどです。日々の引率者だった静岡新聞企画事業局の杉山朋子さん、担当記者の岡本妙さんをはじめとするみなさま、ほんとうにありがとうございました。
聴衆のみなさんも熱心で、現代詩にこれだけの関心が集まるのは珍しいのではないでしょうか。この会が年ごとに新たに続けられることを心から願います。
ぼくにとっては秋の小さな旅、そして意識の大きな旅でした。
Saturday, 19 November 2011
「しずおか連詩の会」2011
東静岡駅前にある磯崎新設計の不思議なかたちの建物がグランシップ。その最上階で「しずおか連詩の会」2011が進行中です。
5人の詩人が3日間にわたり、5行、3行、5行、3行と連詩を重ねてゆくもの。最終的には40片、160行の長い詩になります。
野村喜和夫さんを中心に、三角みづ紀、川口晴美、城戸朱理のみなさんとぼくが参加。前の人の言葉を追ったり飛躍させたり別の方向にむかわせたり、思いがけない展開が出てきて大変におもしろい試み。
きょう土曜日の夕方までに完成予定。明日はその発表会です。完成まで、きょうも一日苦しんできます!
5人の詩人が3日間にわたり、5行、3行、5行、3行と連詩を重ねてゆくもの。最終的には40片、160行の長い詩になります。
野村喜和夫さんを中心に、三角みづ紀、川口晴美、城戸朱理のみなさんとぼくが参加。前の人の言葉を追ったり飛躍させたり別の方向にむかわせたり、思いがけない展開が出てきて大変におもしろい試み。
きょう土曜日の夕方までに完成予定。明日はその発表会です。完成まで、きょうも一日苦しんできます!
23日(水・祝)はRainy Day Bookstore & Cafe へどうぞ
23日、以下のイベントを開催します。『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)の執筆者チーム朗読会としては、東京ではこれが最後。金子飛鳥さんの「本・つながる・未来」プロジェクトの一環として開催します。ぜひいらしてください。
~本と読書、音楽を通じて想いを届ける~
Rainy Day Bookstore & Cafe「本・つながる・未来」プロジェクト第5回イベントを
【11月23日(水曜・祝日)に開催】致します。暗い夜に朗読するための作品たち、東北にささげる言葉の花束『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)との特別企画で、前開催は即日で予約満員御礼となったコラボ企画の第2弾です。この度も、この度こそ、朗読と音楽の会「声とリズム」に、ぜひご参加ください。
■ 2011年11月23日(水・祝) 開催
Rainy Day Bookstore & Cafe 本・つながる・未来 Vol.5
「声とリズム」~ 本・つながる・未来 × ろうそくの炎がささやく言葉 特別企画 Vol.2 ~
朗読:新井高子・小沼純一・柴田元幸・管 啓次郎・田内志文・根本美作子
演奏:渡辺 亮(パーカッション)・金子飛鳥(ヴァイオリン)音響:小池アミイゴ
【 本・つながる・未来 プロジェクト Vol.5「声とリズム」開催のことば 】
「 確かなコトバを探すことから一時自分を解放させて
言葉と音のゆらぎを遊びにいらっしゃいませんか?
そこにいて空気のやわらぎを感じることのできる誰かとの距離
ろうそくの光は自分との距離も近づけてくれるような気がします。
東北に思いを馳せながら、秋の夜長をRainy Day Bookstore & Cafeにて。
お待ちしています。」
[本・つながる・未来]発起人:金子飛鳥
「突然に電気が奪われ、闇があたりをみたす。不安が押し寄せる。
そのとき、一本のろうそくの炎に集い、
おなじ声に耳をかたむけることができたなら。
朝は必ずやってくる。心と心はそれまで隣り合ってすごすことができる。
詩が、物語が、人を楽しませ、励ます。
そんなことを願いながら、この本を作りました。
ぜひ手にとって、そこに記された声を聴いてください。」
『ろうそくの炎がささやく言葉』共編者:管 啓次郎
「 確かなコトバを探すことから一時自分を解放させて
言葉と音のゆらぎを遊びにいらっしゃいませんか?
そこにいて空気のやわらぎを感じることのできる誰かとの距離
ろうそくの光は自分との距離も近づけてくれるような気がします。
東北に思いを馳せながら、秋の夜長をRainy Day Bookstore & Cafeにて。
お待ちしています。」
[本・つながる・未来]発起人:金子飛鳥
「突然に電気が奪われ、闇があたりをみたす。不安が押し寄せる。
そのとき、一本のろうそくの炎に集い、
おなじ声に耳をかたむけることができたなら。
朝は必ずやってくる。心と心はそれまで隣り合ってすごすことができる。
詩が、物語が、人を楽しませ、励ます。
そんなことを願いながら、この本を作りました。
ぜひ手にとって、そこに記された声を聴いてください。」
『ろうそくの炎がささやく言葉』共編者:管 啓次郎
■ 2011年11月23日(水・祝)
15:00~(受付開場14:30~)終演予定 18:00
*イベント開催日のRainy Dayの通常営業は、
定休日のためお休みとさせていただきます。
■ イベント詳細WEB【 http://www.switch-pub.co.jp/events/310112230.php】
■ 参加予約受付中 TEL.03-5485-2134(担当:ハヤシタ宛)
(Rainy Day Bookstore & Cafe/平日13:00~21:00 土曜~18:00<日祝定休>)
(Rainy Day Bookstore & Cafe/平日13:00~21:00 土曜~18:00<日祝定休>)
■ 入場料: 3,000円(税込・1ドリンク付・自由席)
*入場料から500円をいただき、東日本大震災への義援金および、
「本・つながる・未来」支援活動資金として活用させていただきます。
■ 会場:Rainy Day Bookstore & Cafe
東京都港区西麻布2-21-28 スイッチ・パブリッシングB1F(最寄駅:表参道)
(表参道・骨董通りを西麻布方面に直進。高樹町交差点・
富士フィルム西麻布ビルの裏手、長谷寺の横、白い3階建てのビル)
■ 店舗紹介・地図はこちら→【 http://www.switch-pub.co.jp/rainyday/ 】
■ 本と読書、音楽を通じて想いを届ける
「本・つながる・未来」プロジェクトとは?目的・詳細はこちら
Friday, 18 November 2011
古川日出男+管啓次郎、降誕祭、銀河鉄道
お待たせしました。告知と予約開始です。降誕祭前夜の12月24日午後、渋谷松濤町のSaravah東京で「古川日出男+管啓次郎、『春と修羅』『銀河鉄道』を読む」と題したイベントを開催します。
http://www.saravah.jp/tokyo/schedule/201112.php
8月21日の青山ブックセンター本店、『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)刊行記念朗読会での衝撃的な「春と修羅」の朗読を受けて、左右社から古川日出男による宮澤賢治の朗読CDブックを12月に発売します。冊子には朗読テクストのみならず、古川日出男、小池昌代、そしてぼくによるエッセーが収録されます。
今回はその刊行記念イベント。古川さんとぼくに加えて、シンガー・ソングライター&ギタリストの小島ケイタニーラブが加わり、声と朗読のステージをくりひろげることになるでしょう。
第2部では『銀河鉄道の夜』を朗読音楽劇として3人で上演します。はたしてどんな舞台になるか? ご期待ください。
われわれはこの全体を「東北」と呼ばれる地域にささげます。東北の冬のために、冬の先の春のためにささげます。
http://www.saravah.jp/tokyo/schedule/201112.php
8月21日の青山ブックセンター本店、『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)刊行記念朗読会での衝撃的な「春と修羅」の朗読を受けて、左右社から古川日出男による宮澤賢治の朗読CDブックを12月に発売します。冊子には朗読テクストのみならず、古川日出男、小池昌代、そしてぼくによるエッセーが収録されます。
今回はその刊行記念イベント。古川さんとぼくに加えて、シンガー・ソングライター&ギタリストの小島ケイタニーラブが加わり、声と朗読のステージをくりひろげることになるでしょう。
第2部では『銀河鉄道の夜』を朗読音楽劇として3人で上演します。はたしてどんな舞台になるか? ご期待ください。
われわれはこの全体を「東北」と呼ばれる地域にささげます。東北の冬のために、冬の先の春のためにささげます。
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