Tuesday, 15 November 2011

くぼたのぞみさんの旅が

なんと! われらが友人、翻訳家のくぼたのぞみさんが、いまケープタウンに滞在中です。遠い、遠い町。ぼくはたぶん行かない町。でも興味津々の町! 

のぞみさん、どうか安全に、お元気で、とことん楽しんできてくださいね。

土産話を楽しみにしています。

http://esperanzasroom.blogspot.com/

Sunday, 13 November 2011

京都、秋の京都

短い旅から帰りました。夕方に着いて翌朝には出たので、秋の京都やその寺院や紅葉を楽しむにはいたらなかったけれど。

タカ・イシイギャラリーでの「WALKING」展、かっこいい展示になりました。天井の高いおもしろい空間で、並べられた図書がすごい。本を貸し出していただいたモエレ沼公園、その学芸員の宮井和美さんに、心からお礼を申し上げます。

朗読は、まずぼくの「WALKING」展示の詩を3つ。「非在の波」から2つ。ついで『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)から、谷川俊太郎、岬多可子、山崎佳代子のみなさんの詩、そしてぼくの作文「川が川に戻る最初の日」を。

途中、老舗の和蠟燭屋さん「わた悟」のろうそくに佐々木愛さんが点火して、これでまた空間が変わりました。床面を転げ回って遊ぶ野生児たちの絶叫を背景に朗読するという希有の経験で、沈黙や静寂の効果はまったく出せませんでしたが、これもまた楽し。

タカ・イシイギャラリーの山口さん、安丸さん、ありがとうございました!

大阪、京都の「ろうそく」朗読ツアーは12月の17、18日にも予定されています。それがこの本の関連朗読会の、事実上の締めくくりとなります。関西在住のみなさん、またクリスマス直前の時期に、よろしくお願いいたします。

Thursday, 10 November 2011

「共演」の贅沢

このところ、朗読の機会が増えている。10月31日にはRainy Day Books & Cafeでのイベント。バイオリンの金子飛鳥さん、ピアノの谷川賢作さんに支えられ、自分の声がまったく別の次元に飛ぶ経験をした。

そして痛感したのが、「共演」という最高の贅沢。この日は小沼純一さんのおだやかでやさしい声を間近で聴き、ついで谷川俊太郎さんの若々しい声で読まれる「みみをすます」を30センチの至近距離で聴くことができた。打たれた。感動した。詩の直接的な力を実感した。

昨日(8日)は名古屋・今池のライヴハウスTOKUZOでのドリアン助川さんの朗読にゲスト出演。ハワイ、カリブ海、アメリカ南西部をむすんで、旅のエッセーと詩をよんだ。

これはまったくの声だけのパフォーマンスだったけれど、ドリアンさんの芸人根性(?)に改めて感動! 彼はすべてを空でいえる。ぼくは活字の配列をよんでいる。これは大きな差異。

でも彼のパワフルで繊細な語りを聴いて、改めてこっちも精進しようという気になる。歌ではない、言葉と音楽の共同にも意識がむかう。

11日(金)には京都のタカ・イシイギャラリーで朗読します。

Monday, 7 November 2011

「日本経済新聞」11月6日

きょうの日本経済新聞読書欄に河村英和『イタリア旅行』(中公新書)の書評を書きました。つねに外国人たちを引きつけ、発想の源泉となった国、イタリア。ミラノもローマもナポリも知らないぼくは、改めてゆっくりイタリアを訪ねてみたくなりました。

(ちなみにぼくが知っているイタリアは、コロンブスの家を見に行ったジェノヴァ、パヴェーゼを偲びに行ったトリノ、路上で「黒猫のタンゴ」を歌ったサンレモだけ。)

Saturday, 5 November 2011

人口600人の村へ

ただでさえ狭い家が、もう収拾がつかなくなってきた。物が多いのは恥ずべきことだけれど、多い、恥じています。そしてアイテムとして数えたとき、家のアイテムの8割くらいが本かも。文字通り本に埋もれて死んだ草森伸一さんや、わが永遠の先達・植草甚一さんのようなライフスタイルは結局のところ自分のものではないので、これから本を激減させます。

そのために。うちを定住人口600人を限度とする村だと考えることにした。残りはぜんぶ観光客。本はそれぞれがそうした人。定住人口はそれぞれ家をもっている(決まった本棚)。残りは一時滞在用のホテルかヴィラにいてもらう。そして一定期間が過ぎたら帰っていただく。どこかへ。

こうすれば片付くだろうなあ。要するに、本を情報の資源として見るから、建築素材として考えるから、手元にいろいろ置きたくなる。情報や建築において貧しく生きることを決意すれば、本はそんなにいらない。それより、600人の村民を良く知る村の郵便局長かお医者さんか村民新聞主筆のようなものになればいい。

生きてゆける時間もたぶん少なくなってきたので、人々が交錯しつねに多彩な実験が試みられる都市からは引退して、この村で生きていく、考えていく、書いていく。

そんな風に決意した秋の夕方でした。博識は人にまかせて、無知でやっていきます。あ、もともとそうだった!

「WALKING」展・京都ヴァージョン!

2009年、明治大学生田図書館ギャラリー・ゼロで始まったのが「WALKING」展。この夏の札幌・モエレ沼公園につづいて、第3ヴァージョンが京都のタカイシイ・ギャラリーで開催されます! 今回のタイトルは「WALKING 歩くこと、描くこと」です。

http://www.takaishiigallery.com/jp/exhibitions/2011/walking/

11月11日がオープニング。ぼくは30分程度の朗読をします。

佐々木愛さんの絵とぼくの詩の共作ですが、これからもどんどん発展し進化しながら、宇宙の辺境をさまよってゆくことになるでしょう。それにはやはりモエレ沼の宮井さんから得た励ましが大きかった! ほんとうにありがとうございます。

会期はクリスマスまで。ぜひごらんください。そのために京都に? それもいいかも!

Wednesday, 2 November 2011

「水牛のように」11月号

「水牛のように」更新されました! 今月も「犬狼詩集」2片。

http://www.suigyu.com/

八巻美恵さんのブログに、日記には明日のことを書く、とあってしばし笑いが止まらず。これ、いいと思います。

歴史家たちはそろそろ来年のことを書きはじめてください。