Sunday, 19 June 2022

ACLA 2022

 The ACLA was held this year on-line and I organized a seminar called: ANTHROPOMORPHISM, METAMORPHISM, TRANSMORPHISM.

We had 13 presentations over 2 days. Vary heterogeneous and exciting. I thank all the participants for their papers and lively discussions. For the record, we were, in order of appearance:

Dean Brink. Embodiment and Becoming in Miyaoi Yasuo’s Supernatural Tales.

Brett de Bary. Language, Transformation, and the Subject of Translation: Morisaki Kazue and Tawada Yoko.

Toshiya Ueno. On the Tonality of Anthropomorphism and Panpsychism in Japanese Cultural Expressions.

Makoto Hayashi. Anthropomorphism and Michael Taussig’s Concept of Mimesis.

 

Keijiro Suga. What’s Beyond Anthropomorphism.

Christine Marran. You Turn to the Camera and I Smile: Trap Cams and Film Theory.

Noah Toyonaga. Seeking Others Beyond the Visible: Trypophobia and Paranoid Aesthetics.


Tobias Fong. Romancing Fox Spirits in East Asian Animation.

Ichigo Kaneko. These Mushrooms Have Eyes: The Metamorphosis of the Kinokogumo.

Yukinori Nakano. What is “Transformation into X”? Reading Fujieda Shizuo’s Denshin yuraku.


Alex Braslavsky. Neither Metaphor nor Metonymy: The Chimerical Conceit of Zuzanna Ginczanka.

Nafiseh Shajani. Transformation, Metamorphosis, and the Journey to the Marvelous: Visual/Verbal Hybrid Bodies in the Work of Leonora Carrington.


Friday, 17 June 2022

「週刊朝日」2022年6月24日号

 モニク・トゥルン『かくも甘き果実』(吉田恭子訳、集英社)の書評を書きました。ラフカディオ・ハーンの生涯をめぐって、生みの母、アメリカ時代に一緒に暮らした黒人女性、彼を日本人・小泉八雲とした日本の妻という3人の女性が語ります。強烈なおもしろさ。ハーンてこういう人だったのか、とコロリと信じたくなります。この夏休みにでも、ぜひどうぞ。

Monday, 13 June 2022

フィンランド語第1日

3年前のいまごろはフィンランドで詩祭に参加していました。そのとき書いたこと。また行きたい国です。

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フィンランド語で「猫」は「キッサ」kissaといいます。すべての喫茶店は猫店。

フィンランド語で「蕎麦」は「タッタリ」tattariです。食べると必ず祟りがある。
フィンランド語で「タパ」tapaといえば「習慣」のこと。フィンランド人がスペインに行くとタパス・バーに通うのがすぐ習慣化する。
フィンランド語で「シクシ」siksiというと「それで」。「しかし」とまちがえやすので、だんだん論理が混乱してくる。
フィンランド語で「雪」は「ルミ」lumi。フィンランドの冬は雪明かりで非常に明るいためluminousな感じがよく出ます。
フィンランド語で「月」は「クウ」kuuだそうです。月を見るたび、そこに「空」を見るという禅的境地か、東洋か。
フィンランド語で「パッカネン」pakkanenというと「氷点下の空気」のこと。つい「発火点」を連想するので、氷点下になるとあちこちでぽっぽっと自然発火します。
以上、フィンランド語学習第1日でした。

Tuesday, 7 June 2022

「キネマ旬報」2022年6月下旬号

「キネマ旬報」の6月下旬号(No.1896)に、岩波ホールで公開中のヴェルナー・ヘルツォーク監督『歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡を追って』の映画評を書きました。パンフレットに寄稿した文章とはきちんと書き分けていますので、ぜひこちらも読んでみてください。

この号にはドミニク・グラフ監督『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』の堀江敏幸さんによる評も。かつての同僚と、誌面でのちょっとうれしい再会。 

Saturday, 4 June 2022

岩波ホールで

 本日(4日)から岩波ホール最後の作品としてヴェルナー・ヘルツォーク監督 『歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡』の上映が始まりました。ぜひぜひごらんください。パンフレットには、ぼくも寄稿しています。30年前に死んだ親友を映画によって追悼する、あまりにも美しい作品です。