Sunday 24 January 2021

英語のクラスへのメッセージ

 今年度の授業が終了。「英語リーディング」のクラス、最後のメッセージは以下のようなものでした。何度もくりかえしいってきたことですが、今年もまた。自戒をこめて。

「外国語に対する態度は2つしかない。それを身につけようという気があるか、ないかだ。これは選択の問題。そして外国語が完全に身につくということはないので、前者を選んだときは学習が一生つづくことになる。覚悟するしかない。
言葉の知識に関して、ごまかしはきかない。知っているかいないか、それだけ。自分で判断できることだ。そして「知っている」というとき、「正確に知ってるか、あやふやなかたちで漠然と知っているか」のちがいが生じるだろう。いうまでもなく、正確でなければ意味は半減する。
春学期の最初にいったと思う。
語学力の本質は再現力
めざすべきは反応時間の最短化
これ以外には秘訣も秘密もない。
外国語が「できる」というのは簡単なことが100パーセント身についているということであり、あやふやな部分だけがどんどん肥大しても、その言語が使えるようにはならない。英語に対する苦手意識がある人は、とにかく中学レベルのことを100パーセント「即時に理解し反応できる」レベルにしてほしい。
英語の学習といっても、以上の原則以外に「教える」ことはない。あとは自分が「学ぶ」だけ。この原則をきちんと押さえておけば、必ず読み書き話せるようになっていく。ゆめ疑うことなかれ。」