27日(土)、慶応義塾大学で開催されたメルヴィル国際学会に参加しました。主題は Melville in a Global Context 。この巨大な作家をめぐる5日間の、きわめて充実した学会です。
27日には基調講演者のひとりとして、アメリカの小説家でカリフォルニア大学サンタクルーズ校教授のカレン・テイ・ヤマシタさんが講演。"Call Me Ishimaru" と題された感動的な講演に対して、ぼく、牧野理英さん、今福龍太さんがコメント&パフォーマンス。なかなかおもしろいセッションになったのではないかと思います。
この機会を作ってくださったのは巽孝之さんです。ほんとうにありがとうございました。及ばずながらぼくも、これからも、太平洋の両岸のことを考えていきたいと思います。メルヴィルのみならず、あらゆる可能な鍵を探りながら。