国立政治大学数位内容学科・明治大学ディジタルコンテンツ系合同のImaginAsia台北ワークショップ、ぶじ終了しました。
出会ってから48時間以内でチームの共同制作を完成させるというクレイジーな課題にみんなよく応えて、すごくいいものができました!
5、6名のグループがぜんぶで6つ。不自由なコミュニケーションをものともせず、アイデアを出し合い、取材し、撮影し、ポストプロダクションまで、みんなよくがんばった。
グループ1は中山北路の果てをたしかめるためひたすら北上し山道に迷い込む。その過程をマッピングし、映像に。
グループ2は臨済護国禅寺を舞台に、通じない言葉による対話がひたすらくりひろげられる。
グループ3は迷蔵街/Maze Street と題して、中山北路のコラージュからどこにもない路地を創造。
グループ4は宝探しを主題に、町中に散逸する文字を拾い集めたスライドショーからメッセージを浮上させた。
グループ5のPassingは驚くべき傑作。地下街の出入口を舞台にループを思わせる、でもワンショットの映像とちぐはぐな会話に笑い転げた後、その背後から露呈する歴史に慄然。
グループ6のConnectionはかつての明治橋=中山橋を大きなモチーフとして、ひたすら走る謎の女を追った作品。ユンユンによるとRun, Lora, Runからヒントを得たそうで、どうすればいいかわからないときは走れという教訓に立つものだそうです。
いやあ、楽しめた。ぼくら教員は何もせず、すべて混合グループの化学反応の成果です。大学内の菜館で最後の晩餐。乾杯を重ねて、笑いの絶えない、すばらしい夜でした。
6月下旬には台湾のみんなが東京にやってきて、さらに共同制作が続行します。