2009年9月14日月曜日

世界はひとつ(の航空会社?)

航空業界のことはさっぱりわからないが、日航に出資するのがデルタかアメリカンかエール・フランス=KLMかという話が、あちこちで話題になった。

どうせなら、航空業界に限っては世界すべてが一社ということにしたらどんなもんだろう。他のすべての産業はともかく、航空だけは、もはや競争も市場原理も何もなく、世界的に最適化された共同運行にする、と。

まあ、何が最適という点で意見がバラバラになるから、無理。それに「空は聖域、空に関わることは神聖」とでもいった合意ができないかぎりは、これはありえない。ところが人類には聖性の合意がない。世界宗教が、それを不可能にした。

いずれにせよ、大航空時代はもうピークを過ぎて、いまから2、30年後には人はそれほど飛行機に乗らなくなるだろう、とぼくはかねてから思ってきた。流通をめぐる人類史的な狂気は終わりを告げ、ローカルに自足して生きる道を探るしかないことが誰の目にもあきらかになってくるような気がする。

それとも、そうでもないのか。