本日の東京新聞(9月6日)に、書評を書きました。
室井光宏『プルースト逍遥 世界文学シュンポシオン』(五柳書院)。
小説家が書いた批評らしく、クレイジーな着想でいっぱいの、大変おもしろい本でした。ちょっと繰り返しが多いけど。
プルーストはぼくの長い、長い、長い年月にわたる宿題。『失われた時を求めて』を、これまでは最初とまんなかと最後しか読んでなかった。ちょうどようやく読める感じになってきたところだったので、これを機に、これからのんびり取り組もうと思います。
それよりも室井さんのおかげでキルケゴールへの興味を、改めてかきたてられました。