ASLE-Japan/文学・環境学会のNEWSLETTER 37号に「辺野古の海辺から」というエッセーを寄稿しました。秋のその日はしずかだった辺野古が、いままた大きく踏みにじられようとしています。いったい何を求める、誰によって?
「環境問題」と呼ばれるすべての問題は、結局のところ人間社会の経済問題であり、政治問題です。そして人間社会が、他の生物種をどこまで追いつめ、どれだけの負荷を強いるかという問いでもあります。
この号には昨年秋の明治大学中野キャンパスでのシンポジウム「動物のいのち」をめぐる報告も、ディスカッサントとして参加した波戸岡景太さんから寄せられています。
今年の大会は8月下旬を予定。ヒト社会の空間とその物質的基盤としての惑星の関係に、またヒトがこの世の全体をいかに想像しうるかに、興味がある方は、ぜひ入会してください。