一昨年の夏にベオグラード大学で開催されたシンポジウムの論文集が届きました。キリル文字が書けないので、許されよ。ぼくは "The Sense of Nature in Poetry" と題した短い発表と自作朗読を行ないました。
お世話になった山崎佳代子さん、ありがとうございました! そしてセルビアの水害に見舞われた地域のみなさまが、平穏な生活を取り戻されることを、神なきぼくも祈ります。
Monday, 23 June 2014
『遠いアトラス』文字化けのおわび!
6月21日発売の電子詩集『遠いアトラス』に2カ所文字化けが見つかりました。
誠に申し訳ありません。
6/23日15時以降にお買い求めいただいたお客様は修正版になっていますが、
それ以前にお買い求めいただいたお客様は無償で最新版を再ダウンロードすることが出来ます。
お手数をおかけして申し訳ありませんが、
下記の手順で最新版をダウンロードしてください。
http://book.mynavi.jp/blog/ebooks/2014/06/23/2780/
今後はこのようなことの無いように品質向上に努めますので、
ご理解のほどお願い申し上げます。
株式会社マイナビ
eBook編集部
Saturday, 21 June 2014
Friday, 20 June 2014
佐々木愛さんとの対談
三島のクレマチスの丘、ベルナール・ビュフェ美術館で、佐々木愛さんの個展Four Songs 開催中。その1室は、ぼくの詩と彼女の絵のコラボレーションに充てられていて、日曜日(22日)にはわれわれ二人の対談を行ないます!
http://www.buffet-museum.jp/kikaku/140412_2.html
無料ですが、要予約。明日21日に予約して、明後日ぜひいらしてください。「歩くこと」を主題とする話になるはずです。
http://www.buffet-museum.jp/kikaku/140412_2.html
無料ですが、要予約。明日21日に予約して、明後日ぜひいらしてください。「歩くこと」を主題とする話になるはずです。
『遠いアトラス』発売です
電子書籍『遠いアトラス』は明日21日発売です。夏至のお祝いです。それを記念して、作者3名による書店イベント、下北沢の本屋B&Bで。
http://bookandbeer.com/blog/event/20140621_a_atlus/
ぜひどうぞ!そしてなんと、このイベントの冒頭で第1回「鉄犬ヘテロトピア文学賞」受賞作が発表されます。乞うご期待。日本語は、日本語に規定される感受性は、ここから変わります。
http://bookandbeer.com/blog/event/20140621_a_atlus/
ぜひどうぞ!そしてなんと、このイベントの冒頭で第1回「鉄犬ヘテロトピア文学賞」受賞作が発表されます。乞うご期待。日本語は、日本語に規定される感受性は、ここから変わります。
Thursday, 19 June 2014
6月も半ば過ぎて
あっというまに6月も半ばですね。いくつか報告を。
1)雑誌「風の旅人」の復刊4号は特集「死の力」(http://www.kazetabi.jp/)。ぼくは「フジツボのように」という詩を寄稿しました。フロッタージュの芸術家、岡部昌生さんの活動に着想を得たものです。
2)札幌の書肆吉成が発行する小冊子「アフンルパル通信」の14号が完成。しばらく間が空いてしまいましたが、今回も充実した内容です。ぼくは連作「Agend'Ars」の37〜39を寄稿。書いたのはずいぶん前ですが、詩集4部作に収録した256片を書き終えたあとの「あとがき」のような内容です。
3)6月12日、金沢大学の結城正美さんが担当する「環境文学」にゲストとしてお招きいただき、2011年3月11日以後の自分の活動、特にアンソロジー『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)と、朗読劇『銀河鉄道の夜』についてお話ししました(後者も勁草書房から『ミグラード』として書籍化されています)。
ぼく自身の『ストレンジオグラフィ』についての話が少なくなってしまい、準備してきてくれた学生のみなさんは「あれ?」と思ったかも。時間配分がむずかしくて。ともあれ、少しでも刺激になったなら。この授業、「風の旅人」の仲間である田口ランディさんも、先日ゲストとしていらしたそうです。
結城さんは日本におけるエコクリティシズムの牽引役。いつも多くを教えられます。これからも、いろいろなかたちで、文学と環境研究をつなぐ試みを一緒にやっていきたいと思っています。ASLE-Japan(文学・環境学会)の他の仲間たちとともに。
4)その夜、オヨヨ書林せせらぎ通り店で、ぼくの小説「三十三歳のジョバンニ」(『ミグラード』所収)全文朗読会を開いていただきました。おりしもの豪雨が屋根を叩き、最高の雰囲気。雷鳴とともに自然のパーカッションでした。
全文朗読会は東京、那覇につづく3回めですが、今回は地元のギタリスト石川征樹さんとのジョイント。石川さんのワイルドかつ繊細なオリジナル曲もたっぷり楽しむことができました。店長の佐々木奈津さん、ほんとうにありがとうございました!
5)金沢からすぐ高松へ。8月に開催するImaginAsia 2014 国際学会&ワークショップの下見のため。いくつかの島をつなぐかたちで構想しています。今回の下見では、高松の小笠原哲也さん、豊島/小豆島の淺野卓夫さんに、すっかりお世話になりました。同行した3人の学生たちと、どこに行っても感動。グループ作業のためのアイデアがいくつも出てきました。これから本番まで、気が抜けません。でも国立政治大学(台湾)、チュラロンコン大学(タイ)のみなさんとともに、充実した夏になりそうです。
6)今週土曜日は夏至の日、21日。下北沢の本屋B&Bで、電子書籍(詩集)『遠いアトラス』刊行記念セッションを、共著者の石田瑞穂さん、暁方ミセイさんとともに行ないます。またその冒頭で、記念すべき第1回「鉄犬へテロトピア文学賞」受賞作の発表も行ないます。ご期待ください。
こうして夏至にむかっている今年でした。ではみなさん、お元気で。どこかでお目にかかりましょう!
1)雑誌「風の旅人」の復刊4号は特集「死の力」(http://www.kazetabi.jp/)。ぼくは「フジツボのように」という詩を寄稿しました。フロッタージュの芸術家、岡部昌生さんの活動に着想を得たものです。
2)札幌の書肆吉成が発行する小冊子「アフンルパル通信」の14号が完成。しばらく間が空いてしまいましたが、今回も充実した内容です。ぼくは連作「Agend'Ars」の37〜39を寄稿。書いたのはずいぶん前ですが、詩集4部作に収録した256片を書き終えたあとの「あとがき」のような内容です。
3)6月12日、金沢大学の結城正美さんが担当する「環境文学」にゲストとしてお招きいただき、2011年3月11日以後の自分の活動、特にアンソロジー『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)と、朗読劇『銀河鉄道の夜』についてお話ししました(後者も勁草書房から『ミグラード』として書籍化されています)。
ぼく自身の『ストレンジオグラフィ』についての話が少なくなってしまい、準備してきてくれた学生のみなさんは「あれ?」と思ったかも。時間配分がむずかしくて。ともあれ、少しでも刺激になったなら。この授業、「風の旅人」の仲間である田口ランディさんも、先日ゲストとしていらしたそうです。
結城さんは日本におけるエコクリティシズムの牽引役。いつも多くを教えられます。これからも、いろいろなかたちで、文学と環境研究をつなぐ試みを一緒にやっていきたいと思っています。ASLE-Japan(文学・環境学会)の他の仲間たちとともに。
4)その夜、オヨヨ書林せせらぎ通り店で、ぼくの小説「三十三歳のジョバンニ」(『ミグラード』所収)全文朗読会を開いていただきました。おりしもの豪雨が屋根を叩き、最高の雰囲気。雷鳴とともに自然のパーカッションでした。
全文朗読会は東京、那覇につづく3回めですが、今回は地元のギタリスト石川征樹さんとのジョイント。石川さんのワイルドかつ繊細なオリジナル曲もたっぷり楽しむことができました。店長の佐々木奈津さん、ほんとうにありがとうございました!
5)金沢からすぐ高松へ。8月に開催するImaginAsia 2014 国際学会&ワークショップの下見のため。いくつかの島をつなぐかたちで構想しています。今回の下見では、高松の小笠原哲也さん、豊島/小豆島の淺野卓夫さんに、すっかりお世話になりました。同行した3人の学生たちと、どこに行っても感動。グループ作業のためのアイデアがいくつも出てきました。これから本番まで、気が抜けません。でも国立政治大学(台湾)、チュラロンコン大学(タイ)のみなさんとともに、充実した夏になりそうです。
6)今週土曜日は夏至の日、21日。下北沢の本屋B&Bで、電子書籍(詩集)『遠いアトラス』刊行記念セッションを、共著者の石田瑞穂さん、暁方ミセイさんとともに行ないます。またその冒頭で、記念すべき第1回「鉄犬へテロトピア文学賞」受賞作の発表も行ないます。ご期待ください。
こうして夏至にむかっている今年でした。ではみなさん、お元気で。どこかでお目にかかりましょう!
Sunday, 1 June 2014
鉄犬へテロトピア文学賞!
昨年の「東京ヘテロトピア」をきっかけとして生まれた新しい文学賞、鉄犬ヘテロトピア文学賞。いよいよ6月21日に第1回受賞作を発表します。乞うご期待。
プレスリリース 第1回「鉄犬ヘテロトピア文学賞」発表のお知らせ
2014年6月1日
鉄犬ヘテロトピア文学賞事務局
私たちは「鉄犬ヘテロトピア文学賞」を創設しました。以下の精神を刻みこむ作品を選び、その作者の世界に対する態度を支持しようと考えています。それはまた、グローバル資本主義に蹂躙されるこの世界に別の光をあて、別の論理をもちこみ、異郷化する運動への呼びかけでもあります。
・小さな場所、はずれた地点を根拠として書かれた作品であること。
・日本語に変わりゆく声を与える意志をもつ作品であること。
第1回受賞作は、2013年1月1日から12月31日までに出版された書籍から選びます。
ジャンル不問。日本語で書かれた文学作品、日本語の想像力に深く関わる作品を選びます。
【正賞】造形作家・木村勝一氏作の鉄犬燭台
【副賞】贈賞式パーティーご招待(ただし交通費なし)
選考委員は以下の7名(50音順)。
小野正嗣、温又柔、木村友祐、管啓次郎、高山明、林立騎、山内明美
■受賞作および候補作発表/6月21日(土)15:00 於:下北沢 本屋「B&B」
石田瑞穂+管啓次郎+暁方ミセイ『遠いアトラス』電子書籍化記念イベント開始時に発表
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