Wednesday, 20 July 2011

ソローのともだち

1・2年生向け少人数ゼミ、今学期はソロー『森の生活』を読む。火曜日の最終回は全員の発表で終わった。

「大学に入ったときには、まだ将来何をやりたいとかあんまりなくて、いまもわからないけれど、福島の汚染がこれから30年とか50年とか続くっていうじゃないですか、そういうことを考えながら決めていくしかないんだなってわかった」

「ソローはすごい変わり者だと思うけれど、ひとりで考えて行動するのがすごい。これからも読んでいこうと思います」

3か月では何の知識にも結びつかなかったと思うけれど、それで十分。ソローは、きみのともだちになった。友人としてもつには、最高に困ったやつでもあり、最高のやつだ。

ぼくもいつかはウォールデン湖を訪ねてきたい。