2011年7月18日月曜日

出前ポトラック

土曜日にはジュンク堂池袋本店9階で、「ことばのポトラック」の出前朗読をやりました。森山大道さんと大竹昭子さんの熱のこもった対談につづき、われわれのセッション。

まず、くぼたのぞみさんが、人生に対する深い思索をうかがわせる詩を2編。ついで東直子さんが、研ぎすまされた感受性のお手本みたいな短歌を。短歌はやっぱりすごい。心のすべてのすきまに浸透する感じ。ここまでで、聴衆のみなさんはほぼ全員が涙顔。

それからぼくは8月刊行の『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)所収のエッセー「川が川に戻る最初の日」をAyuoの伴奏付きで朗読。Ayuoとのステージもこれで4回目。即興だったにもかかわらず、笛とアイリッシュ・ハープのすばらしさに助けられて、こっちも読みやすくなりました。

それからAyuoの自作詩(英語)の日本語訳をぼくが読み、Ayuoの弾き語りへ。何をやってもワールド・ミュージックになる彼のすさまじい才能を、またまたまのあたりにしました。

全体でも40分ほどでしたが、いいものです。2時間びっしりの本格的イベントじゃなくて、こういう3、40分で完結するミニ・イベントを、もっとやっていきたい。たとえば書店の書棚の前で、いきなり2、3人(あるいはひとり)のお客を相手に朗読をはじめるとか!

興味がある書店さん、いつでもご連絡をください。ぼくひとりでも、よろこんでやります。20分ほどで、詩を3つ、散文作品1つといったところでしょうか。耳で文字を聴くのも、たまにはおもしろいものです。録音ではなく、肉声で。