生田図書館のGallery ZEROで、14日(金)、ダゲレオタイピスト新井卓さんの展示『光、礫、水』がはじまりました。早速、英語リーディングの授業最終回の最後の30分をそれにあてて学生たちと見ましたが、すばらしい出来映え。
遠野の山中の滝を写したダゲレオタイプのたとえようのない美しさ、また床に並べられているのは岩石収集家でもある新井さんのコレクション。ギャラリーが鉱物と光の部屋になりました。宮澤賢治にもロジェ・カイヨワにも見せてやりたかった!
倉石研究室のみんなが作ったパンフレットも充実しています。ぼくは「QUICKSILVER」と題する16行詩を寄稿しました。ダゲレオタイプの技術に対する、詩による注釈です。
会期が24日までとやや短めなので、できればお早めにどうぞ。真に画期的な展示です。