Friday 21 June 2024

「週刊読書人」2024年6月21日号

 夏至おめでとうございます。本日発売の「週刊読書人」に阪本佳郎『シュテファン・バチウ』(コトニ社)の書評を書きました。2000字なので、そこそこ内容のあることが書けました。この本がいかに(ぼくにとっても)特別な本であるか、その所以を記したつもりです。外国文学研究をやるなら、これくらいの情熱をもってやりたい、というお手本のような著作。ぜひごらんください。

Friday 7 June 2024

「すばる」2024年7月号

 「すばる」7月号、発売。『センス・オブ・ワンダー』の書評を寄稿しました。レイチェル・カーソンの原著を森田真生が翻訳し、さらに自分自身と幼い息子たちの生活をめぐる長いエッセーをつけた、おもしろい構成の本。こうして心と志が受け継がれていくのかな。特に小さなお子さんがいらっしゃる方、おすすめします。

Saturday 1 June 2024

『ウォールデン』新訳解説

角川文庫の6月の新刊、ソロー『ウォールデン』の田内志文 さんによる新訳。ぼくは解説を書きました。非常に読みやすい訳文です。ソローはいまもわれわれにとっての灯火。ぜひ読んでみてください。