西宮でおいしいベイカリー ameen's ovenを営むミシマショウジさんの新詩集が発行されました。題して『茸の耳 鯨の耳』(TRANSISTOR PRESS)。耳とは何かを考えさせられる、大変におもしろい作品です。ぼくは解説として「混沌のために」という小文を寄稿しました。
Mon pays natal
Digital content studies and the connective humanities
Tuesday, 19 November 2024
Wednesday, 16 October 2024
Crossing Lines で
石田瑞穂さんが主宰するオンライン詩誌 Crossing Linesでの連詩の試み、完結しました。今回はTrancegression と題して、二宮豊、森山恵、石田瑞穂のみなさんとぼくの四人で書き継いでいきました。ひとりでは絶対に出てこない語彙やイメージが炸裂。おもしろい混沌です。ぜひお読みください。
https://crossinglines.xyz/area/tokyo/tran1/
Monday, 30 September 2024
「土地と土地をむすぶ詩」
岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲にあるおしゃれなカフェが縁舎。ここの連続企画「寺小屋シネマ」の第23回として、9月22日、新井高子さんとぼくの対談・朗読会を開いていただきました。題して「土地と土地をむすぶ詩」。大阪の国立民族学博物館ではじまったばかりの特別展「吟遊詩人の世界」を見た翌日。すっかり頭の中が吟遊詩人化したわれわれの、熱に浮かされたような声の午後になりました。縁舎の川瀬富士美さん、「吟遊詩人の世界」をまとめあげた映像人類学社の川瀬慈さん、音響を担当してくださったIAMASの前林明次さんに、心から感謝します。
縁舎は大垣から樽見鉄道に乗って「谷汲口」駅下車、徒歩15分。これからも数々のイベントが開催されるはず。ちょっとした遠足のつもりで、ぜひどうぞ。おいしい料理と最高の雰囲気を味わうことができます。10月5日には、ドリアン助川さんとサックス奏者の仲野麻紀さんの朗読・演奏会が開催されます。
吉江淳『出口の町』に
吉江淳さんのすばらしい写真集『出口の町』が、平野篤史さんの装幀により刊行されました。ふげん社より。カバーの色は2種類あり、あきれるばかりのかっこよさです。ぼくは「さあ、 EXITだ、そこで下りて行け」という短い文章を寄稿しました。これはもっていて損がない1冊。というより川を、川岸を必要としている人には、必携の書でしょう。おすすめします!
Thursday, 19 September 2024
砂連尾理さんと踊る
山形ビエンナーレ2024の参加作家のひとりが、舞踏家の砂連尾理さん。この春以来すすめられてきた彼のダンス・ワークショップの仕上げは蔵王温泉の町を踊りつつ歩くパレードだったのですが、そのパレードの終着点、蔵王スキー場ゲレンデで、詩を朗読しました。7日(土)と8日(日)の2回。特に日曜は、詩に登場する「姿を見せないかもしか」に成り代わって砂連尾さんが即興で踊り、詩を読み終えてからそれに気づいたぼくも即興で加わって、なんと砂連尾さんとのデュオ舞踊となりました。これをもって勝手にダンサーとしてデビュー?
砂連尾さん、すばらしい機会をありがとうございました! そして朗読の伴奏をおねがいした中村大史さん(土曜日)、かわぐちシンゴさん(日曜日)、すばらしい音楽をありがとうございました!