Saturday, 11 January 2025

神戸と京都を歩く

 詩集『数と夕方』復刊リクエストの一環として、フェリシモことば部が画期的なワークショップを企画してくださいました。この本のゲラをもって神戸と京都を歩き、朗読し、詩を書きます。絶対におもしろいので、ぜひご参加ください。

▼24日京都開催

「ことば部」とは同社の若手社員たちの、いわば読書会・勉強会みたいです。そんな部活(?)があるだけでも、すごくいい会社にちがいないと思います。2月下旬、よろしくおねがいいたします!

本チャンネルで

 『サーミランドの宮沢賢治』(白水社)が発売されました。この機会に内沼晋太郎さんが主催する「本チャンネル」にお招きいただき、磯上竜也さん(大阪のtoi books店主)からのインタビューを受けました。制作裏話ですが、ぜひごらんください!

https://www.youtube.com/watch?v=i0qwMG28y40

「朝日新聞」2025年1月8日

 大岡信賞選考委員5名のリレー連載が「うたをつないで」。朝日新聞の夕刊に掲載されています。1月分として、「うた」の必要について書きました。ぜひお読みください。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S16122171.html


Saturday, 4 January 2025

『数と夕方』の復刊めざして!

 通販のフェリシモによる画期的な復刊リクエスト企画、ぼくの詩集『数と夕方』(左右社、2017) の予約受付がはじまっています。予約部数が1000部に達したら復刊決定。第1回だった昨年は長田弘さんの『人はかつて樹だった』がみごとに復刊を達成しました。

『数と夕方』はぼくの第5詩集。祖父江慎による最高にかっこいい装幀もあって、発売後すぐに品切れになった本です。みなさん、ぜひこの機会にどうぞ! いかに手になじむか、いかに旅にむいた詩集であるかを、体験してみてください。

Wednesday, 1 January 2025

「水牛のように」2025年1月号

あけまして。元旦の朝、ひさびさに長い詩を書き、そのままウェブマガジン「水牛のように」に掲載していただきました。題して「徳之島」。お正月らしい楽しい作品です。ぜひお読みください。

https://suigyu.com/2025/01#post-10409 


Thursday, 26 December 2024

『サーミランドの宮沢賢治』

 小島敬太との共著『サーミランドの宮沢賢治』(白水社)が発売されました。賢治にとっての<北>の意味を考えつつ、フィンランドの北極圏、サーミの人々の土地へと旅をした記録です。大変におもしろい装幀・構成になっています。ぜひごらんください。先週の金曜日(20日)、先行発売イベントを東京堂書店で開催しました。小島くんとぼくの新曲も初披露。スライドと朗読と歌の構成による90分ほどのショーを準備していますので、開催にご興味がある書店・図書館・美術館・大学などの方、ぜひ声をかけてください。それではみなさま、よいお年を!

Tuesday, 19 November 2024

ミシマショウジ詩集『茸の耳 鯨の耳』

 西宮でおいしいベイカリー ameen's ovenを営むミシマショウジさんの新詩集が発行されました。題して『茸の耳 鯨の耳』(TRANSISTOR PRESS)。耳とは何かを考えさせられる、大変におもしろい作品です。ぼくは解説として「混沌のために」という小文を寄稿しました。