2009年6月1日月曜日

篠塚起己央の36冊

現在、群衆論と群衆表現をテーマに修士論文を準備している篠塚くんの36冊です。

今年になってから「文転」しぼくの研究室所属に変わった篠塚くんですが、就職活動のかたわら、隙のない粘り強さで論文にとりくんでいます。きっといいものが書けるはず。また昨年度やっていたアニメ制作もぜひ続行して、論文と両立させてほしい。他のみんなにもいい刺激になるでしょう。



自分の考え方、感じ方、判断力の核をなす12冊

1.森三樹三郎『老子・荘子』(講談社学術文庫、1994年)
2.『孫子』(金谷治訳注、岩波文庫、2000年) 
3.『十八史略』(市川任三訳注、明徳出版社、1968年)
4.『マタイによる福音書』(新約聖書翻訳委員会・佐藤研訳、「新約聖書」<1>岩波書店、1995年)
5.中村元『ブッダのことば—スッタニパータ』(岩波文庫、1958年) 
6.ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』(野矢茂樹訳、2003年)
7.木田元『ハイデガー「存在と時間」の構築』(岩波現代文庫、200年) 
8.マルクス『資本論』(向坂逸郎訳、岩波文庫、1969年)
9.アポロドーロス『ギリシア神話』(高津春繁訳、岩波文庫、1953年)
10.トマス・ブルフィンチ『新訳アーサー王物語』(大久保博訳、岩波文庫、1993年)
11.『Nam—狂気の戦争の真実』(同朋舎出版、1990年)
12.佐藤卓己『現代メディア史』( 岩波書店、1998年)


自分が専門と呼びたい分野の12冊(群衆について)

1.港千尋『群衆論—20世紀ピクチャー・セオリー』(リブロポート、1991年)
2.エドガー・アラン・ポー「群集の人」(巽孝之訳、『ポー短編集』(2)、新潮文庫、2009年) 
3.ヘルマン・ブロッホ『群衆の心理—その根源と新しい民主主義創出への模索』 
4.オルテガ『大衆の反逆』(神吉敬三訳、ちくま学芸文庫、1995年) 
5.ギュスターヴ・ル・ボン『群衆心理』(桜井成夫訳、講談社、1993年) 
6.デイヴィット・リースマン『孤独な群衆』(加藤秀俊訳、みすず書房、1964年) 
7.ヴォルター・ベンヤミン『ボードレール』(野村修訳、岩波文庫、1994年)
8.阿部良雄『群衆の中の芸術家—ボードレールと十九世紀フランス絵画』(中公文庫、1991年) 
9.セルジュ・モスコヴィッチ『群衆の時代—大衆心理学の史的考察』(古田幸男訳、法政大学出版社、1984年)
10.ジョルジュ・ルフェーブル『革命的群衆』(二宮宏之訳、岩波文庫、2007年)
11.今村仁司『群衆—モンスターの誕生』(筑摩書房、1996年) 
12.エリアス・カネッティ『群衆と権力』(岩田行一訳、法政大学出版局、1971年)


<現代性>を主題とする12冊

1.ジョン・J フルーイン『歩行者の空間—理論とデザイン』(長島正充訳、鹿島出版会、1974年)
2.ジョルジュ・ディディ=ユベルマン『イメージ、それでもなお』(橋本一径訳、平凡社、2006年) 
3.小林多喜二『蟹工船・党生活者』(新潮文庫、1953年) 
4.ナタリー・ゼーモン デーヴィス『歴史叙述としての映画—描かれた奴隷たち』(中條献訳、岩波書店、2007年)
5.グレゴリー・ベイトソン『大衆プロパガンダ映画の誕生—ドイツ映画『ヒトラー青年クヴェックス』の分析』(宇波彰・平井正訳、お茶の水書房、1986年)
6.アンソニー・プラトカニス エリオット・アロンソン『プロパガンダ—広告・政治宣伝のからくりを見抜く』(社会行動研究会訳、誠信書房、1998年)
7.山田奨治『文化としてのテレビコマーシャル』(世界思想社、2007年)
8.ハワード・ラインゴールド『スマートモブズ—“群がる”モバイル族の挑戦』(NTT出版、2003年)
9.荻上チキ『ウェブ炎上——ネット群集の暴走と可能性』(ちくま新書、2007年) 
10.遠藤薫『インターネットと〈世論〉形成』(東京電機大学出版局、2004年)
11.スコット・マクラウド『マンガ学—マンガによるマンガのためのマンガ理論』(岡田斗司夫訳、美術出版社、1998年)
12.馬場保仁、山本貴光『ゲームの教科書』(ちくまプリマー新書、2008年)