2010年6月11日金曜日

佐倉遠足

快晴の一日、「コンテンツ批評」受講者のみんなと佐倉への遠足。川村記念美術館と国立歴史民俗博物館。充実の一日となった。

川村は前から行きたくて、結局行ったことのなかった場所。あまりの広大さ、美しさにびっくり。そしてかねてから憧れていた「ロスコの部屋」では、茫然と立ちつくしてしまった。ぼくにとっては最高の画家。詩はスティーヴンス、絵はロスコ。この部屋から階上のバーネット・ニューマン「アンナの光」という流れは、言葉を奪うすばらしさ。

そしていま開催中の「箱宇宙を讃えて」は、これもこうした美術館の展示の最高峰だろう。ジョゼフ・コーネルの収蔵作品の展示に、高橋睦郎の詩を添えている。展示室の全体がコーネルの箱そのもののように構成され、活版印刷フランス綴じの信じられないほど美しいカタログが作られた。これこそキュレーターの勝利。林寿美さんとおっしゃるのだろうか。高橋さんの詩の英訳は、われらがジェフリー・アングルス。いうことなし。いつかぼくも、こんな展示のためにテクストを書いてみたいものだ。

歴史民俗博物館は、ちょうど第6展示室「現代」がオープンして間もなく、こちらも圧倒的だった。半日の行程ではとても見られない。お弁当をもってゆっくり行くべき場所。

こうして、行きはJR、帰りは京成の旅が終わった。あとはみんなのレポートを待つだけ。学期に一度は、こんな遠足を企画したいものだ、これからも!