Thursday 18 February 2010

日曜日がやってくる!

暮れからずっと展開していた東京文化発信プロジェクト「WHAT AM I DOING HERE?」も、いよいよ大詰めです。ぼくはずっと目先のことに追われて、ちゃんと報告ができなくて、ごめん。

すでに数々の思い出を生み、出会いを生み、理解と誤解を生み、想像と創造の契機をもたらしたこのプロジェクトは、こんどの日曜日で最終イベントの終了をむかえます。

12月20日「土地をめぐる言葉」

清岡智比古さんとぼくの「東京を書く」ワークショップ。楽しかったね。みんなで歩いた、書いた。

夜は清岡さんの「東京詩」をめぐるお話に、ぼくが口をはさむかたちで。東京が一気に新鮮になった。

1月10日「東京を見つめる」

佐野陽一さんの「ピンホールカメラで東京を撮る」ワークショップ。楽しかったね。お天気も光もよくて。

夜は大竹昭子さんとぼくの対談形式で「世界写真の中の東京」。大竹さんのさすがの知識と感覚で、非常に充実した夕べ。

1月17日「場所の知覚」

小山田徹さんの「測量ワークショップ」。楽しかったね。廊下を洞窟に見立てて、探検。

夜は坂口恭平さんと山下陽光さんの対談が、みんなを不思議な路上に誘った。何かの最先端だな。

2月14日「身体知覚」

池上恵一さんと真下武久さんの「身体を知覚する」ワークショップ。楽しかったね。肩こりが、かわいい音楽と映像になって。

夜は篠田太郎さんと池上恵一さんの対談。篠田さんの、水の上その他から見た東京映像が、なんといっても新鮮だった。

2月16日「私と世界のつながり」

下道基行さんの「Home-made Story」ワークショップの前半。下道さん手料理のビーフ・ストロガノフを食べながら、モノとその背後のストーリーをめぐるお話。楽しかったね。下道さんの気さくなかっこよさに、女子はみんな目がハートになってたな。

これをそのまま受けるかたちで、いよいよ日曜日をむかえるわけ。それは

2月21日

まず、ワークショップの完成篇。みんなが探してきたモノと映像と物語を、ここで発表してもらう。このワークショップは16日のつづきなので、参加者は16日に来た人限定。しかし!

夕方からは下道さんのトーク「見えない風景」(17:00〜19:00)。これをもって本プロジェクトのしめくくりとすべく、下道さんだけではなくわれわれ(総合ディレクターの宇野澤と留守番にすぎないぼく)も加わり、これまでの発見と高まりが最高潮に達することが予想される。ぜひ、遊びにいらしてください。5時、まだ明るい時間だよ。

これまでの各回の記録展示が、おなじ場所(猿楽町校舎新領域共同演習室)で進行中です。(22日午後6時まで。)合わせてごらんください! おみやげはないけれど、油断してはいけない。いつおみやげが自然発生するかもしれない。それはよくあること。

乞うご期待!