2009年11月24日火曜日

本が歩いてゆくのをただ助けるだけでいい

WALKING展の準備が、いよいよ佳境。きょうは設営を手伝ってくれる建築学科のみんなとのミーティングがお流れになったので、もともとの展示メンバーである宇野澤、伊藤の両君と、宮田さんの入れてくれたMJB珈琲を飲みながら話す。

そして突然出てきた、すごい案。

今回の図書展示では、歩くことを主題とする本を200冊くらい並べるが、まだまだぜんぜん不十分。考えるたび、ほら、これも、ほら、あれも、と数は増えてゆく。そこで。この展示「WALKING 歩き、読み、考える」自体を恒久化し、どんどん各地を巡回するのだ。リストは当然増殖してゆく。

しかし、ただ巡回するだけではまだおもしろくないので、さらに考えた案。

お茶箱みたいな箱に、レギュラーの36冊をつめて、これを背負って、次の展示場まで歩いてゆく。たとえば札幌の書肆吉成でやるなら、川崎からそこまで歩いてゆく。題してBOOKS WALKING 、あるいは、歩いてゆく本たち!

行った先で本を並べ、ポップを作り、見てもらう。この旅を本にさせながら、その36冊についての解説を10枚ずつくらいで執筆し(歩きながら、歩きながら)、発表してゆく。ある段階で、それを本にする。そして、また。そして、また。いつか自分が90歳くらいになって背負えなくなったら歩けなくなったら、誰かにひきついでもらう。こうして本は、今後の数十年数百年を旅しつづける、というプロジェクト。

開催場所を、裏表紙に小さな文字で書き込んでいく。

これはすごいね、絶対やろう。一回の旅ごとに、参加者が2人なら18冊ずつ、参加者が6人なら6冊ずつ、背負って一緒に歩いてゆく。途中でむりやり朗読会をやって、投げ銭をもらい、食費にする。犬も連れてゆく。猫はついてこい。

Kindle読書で満足できる人は、どうぞお好きなように。日に焼け、雨でぼよぼよになった本が好きな人は、この旅にいつでも加わってください。本が歩いてゆくのをただ助けるだけの旅だ。