2009年4月20日月曜日

あっというまの3年、10年

大学のキャンパスというのは、学生も教員もそれぞれの時間割にしたがって動いているため、会わなくなるとほんとに会わなくなる。

きょうも「先生、おひさしぶりで〜す」と声をかけられて、見ると、以前に英語かフランス語の授業(もうどちらかもわからなくなっている)に出ていた学生。ぜんぜん会ってなかったと思う。あ、しばらく。もう3年だっけ?「4年ですよ〜!」との答えに、またびっくり。ニュージーランドから帰って明治に復帰した2006年の新入生が、もう4年になったわけだ。いわれてみると、さすがに新入生当時とはそれなりにファッションもちがっているような気が。

ぼくが日本の大学で教えたのは、1999年夏の東大駒場での集中講義(カリブ海比較文学)が最初。初日を終えてほっとして出ると夕立でどしゃぶり。渋谷に出たら、江藤淳の自殺が報じられていた。同年代の友人たちがとっくに職についていたのを思うと、教師デビューはずいぶん(10年あまりは)遅かった。このときの集中講義に出てくれていたうちの何人かとは、いまも友人として親しくつきあっている。それから10年。まだまだ教師としてはかけだし。あと10年くらいやれば、少しは格好がつくかな。

そのあとは原野で、蜜蜂と兎とでっかい犬を飼って暮らすか。