〜寒川晶子「なるとき」ピアノコンサートシリーズ第4回〜
『未知になるとき』 Becoming the Unknown
2010年9月11日土曜日 16時開演(15時半開場)
会場:横浜ユニオン教会(横浜市中区山下町66−2)
チケット:前売り2,000円 当日券2,500円
主催・出演:寒川晶子
特殊調律:鈴木良
助成:財団法人朝日新聞文化財団
協力:株式会社 橋本ピアノ
新井卓(写真) 粟津デザイン室 斎藤朋(制作協力) cochae (チラシデザイン)
●最寄り駅
JR京浜東北線石川町駅元町口より徒歩15分
みなとみらい線元町・中華街駅元町口(5番出口)より徒歩10分
アメリカ山公園口(6番出口 丘の上までの直通エスカレーターがあります。)
より徒歩10分
*本会場は急激な坂を登り切った丘の上にございます。
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このコンサートでは88鍵あるピアノの鍵盤の音全てをドの音に調律し直して演奏するという。独自のコンセプトと技術をもつ寒川晶子ならではの構想であるが、そこに想像を超えた音の世界が展開されることは間違いない。それを教会という場所で自然環境を生かした時間演出の元に行うという。何という発想!確かなのは、こんな予測を超えたパフォーマンスには滅多に立ち会えないということだ。
一柳慧
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「ド」音のみに調律されたピアノ・・・
確定された「ド」音だけの世界から
未知なる響きを求めて
ただひたすらに音を歩く
そして時々立ち止まる
This piano tuned only to the note "do"...
From a world composed only with the determinate "do"
In search of an echo becoming the unknown
I go on walking through sound
And sometimes I pause on the way
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これまでに実演した「なるとき」
*「音楽になるとき」2008.1.27 *「虚像になるとき」2009.1.21 *「夢になるとき」2009.5.23(いずれも会場、主催は(財)トーキョーワンダーサイト)
●プロフィール
寒川晶子(Akiko Samukawa)/ピアニスト・アーチスト
2001年華頂女子高等学校音楽科卒業
2005年フェリス女学院大学音楽学部をピアノ専攻で卒業
これまでにピアノを福井(旧姓川村)真裕子、小鍛治弘美、川村春海、黒川浩、中川賢一の各氏に師事。
神奈川県民ホール主催<アートコンプレックス>や金沢21世紀美術館主催の公演、三重県立美術館主催の公演などに多数参加し、音楽の表現を通じて未来へのものづくりに入れて活動している。2009年に開催されたトーキョーワンダーサイト主催のフェスティバルでは自身のプロデュース・実演による『虚像になるとき』が最優秀賞を受賞。また、作曲家グループ深新會関西主催の公演では作曲家小西円子氏の新作初演で参加。現代音楽の演奏活動も積極的に行っている。