前期のゼミでとりあげた、オーストリア出身で長らくメキシコで活動した思想家イヴァン・イリイチについてのまとめの会を、たぶん9月の合宿前に行います。M1の3人の発表を中心にします。
合宿は3泊。毎晩、勉強会をします。その課題図書を決めました。
宮本常一『塩の道』(講談社学術文庫)
伊達宗行『「理科」で歴史を読みなおす』(ちくま新書)
松岡正剛『日本流』(ちくま学芸文庫)
どれも楽しみながら読めるものばかりですから、8月のうちに必ず読んでおくこと。
これはもちろん全員の共通語彙開発のための課題図書でしかなく、個々にやるべきことは山のようにあります。M2は修士論文・制作の完成にむけてすべての努力をつぎこむこと。M1は、各自の主題に沿った20〜30枚の完成原稿(発表可能な水準のもの)を8月末までに仕上げること。
汗をダラダラ流しながら本を読むのもいいものです。いろいろがんばりましょう。