土曜日の夜、レイニーデイでの朗読会「渡り鳥わたれ」終了。数は多くなかったけれど、きわめて熱心に耳を傾けてくれるお客さんにめぐまれ、忘れがたい一夜でした。少しだけお名前を(敬称略で)あげさせてもらうなら、野村喜和夫、田中庸介、エリック・セランドといった詩人たち、港千尋、新井卓といった写真家たち、翻訳家のくぼたのぞみ、金子奈美やカリブ海文学者の大辻都、文化人類学者のマリリン・アイヴィーや冒険家の山田龍太、ほか。場はオーディエンスが作るもの、おかげさまできわめて高い集中力を維持しつつ、われわれも全力を出すことができました。
古川日出男と関口涼子のバイリンガル朗読、戸島さや野の暴力的でこの上なく美しいヴァイオリンは、歴史に残るでしょう!
ちょっとありえない顔合わせを作り出すことができて、本当に幸運でした。みなさん、ありがとうございました。レイニーデイの林下さん、これからもよろしく。