Friday, 2 November 2012

「震災・復興と向き合う」

明日になってしまいましたが、お茶の水の明治大学リバティータワーで明治大学建築シンポジウム「震災・復興と向き合う」が開催されます。ぼくは朗読劇「銀河鉄道の夜」東北ツアーについて報告します。興味がある人はぜひ聴きにきてください!




2012年度明治大学建築シンポジウム
「震災・復興と向き合う」
【企画主旨】
  震災はそれまで抱えていた問題を浮き彫りにし、復興は社会のトレンドを加速させるものである。東日本大震災は、地震災害と原発事故のリスクや現代日本の脆弱性を噴出させた。同時に、過疎化や再生可能エネルギーなどのトレンド、地域の歴史文化やコミュニティ、そしてリスク社会との向き合い方が問われている。
  今回のシンポジウムでは、第一部として、明治大学建築学科および大学院新領域創造専攻の教員・学生等がこの1年半、震災・復興にどう向かい合ってきたかを報告する。また、第二部として、外部からゲストをお招きした上で、震災復興に求められる建築専門家のあり方について議論するとともに、縮小社会における「公共」空間のふさわしい立ち現れ方について、意見を交わす。

      ● 日時:2012年11月3日(土)午後1時半〜5時
      ● 会場:明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー地下1階 1001教室 
      ● 参加費:無料(学外の方でも参加できます。申し込み不要)
      ● 主催:明治大学理工学部建築学科・同大学院理工学研究科建築学専攻
       共催:明治大学科学技術研究所、明建会、明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻
       後援:明治大学震災復興支援センター

【プログラム】
あいさつ 小林正美(建築学科長)
第1部(14:15〜15:15)
 「建築物の被害調査を通した学会の役割」
   平石久廣(明治大学教授/日本建築学会災害委員会委員長)
 「再生履歴のアーカイビングから、復興のパースペクティブへ」
   青井哲人(明治大学准教授/日本建築学会『建築雑誌』編集長)
 「集団移転地のデザインに挑む建築家の役割」門脇耕三(明治大学専任講師/アーキエイド)
 「朗読劇『銀河鉄道の夜』の東北ツアー」管啓次郎(明治大学教授/新領域創造専攻DC系主任)
 「領域横断・社会連携による被災地支援」山本俊哉(明治大学教授/東北再生支援プラットフォーム副代表)

第2部(15:30〜17:00) 特別対談「震災復興と『私』から拡がる公共のかたち」
 西田亮介(公共政策学者 / 立命館大学大学院 先端総合学術研究科 特別招聘准教授)
 福屋粧子(建築家 / 東北工業大学 工学部 専任講師)
 吉村靖孝(建築家)
 モデレーター:門脇耕三(前掲)