Friday, 24 August 2012

声の祭典

スロヴェニアの小さな古い古い城下町プトゥイでの詩の祭典Dnevi poezije in vinaが熱く熱く進行中です。水曜の晩が初日。町の広場の特設ステージで朗読をしました。順番は以下のとおり。

和合亮一(日本)
アンドレ・ヴェルテル(フランス)
マテヤ・ビジャク・プチ(スロヴェニア)
セミエル・インサイフ(オーストリア)
マアヤ・カングロ(エストニア)
管啓次郎(日本)

和合さんの強烈な熱をはらんだ朗読は、その「機関車、機関車」のリフレインとともに万雷の拍手で迎えられました。そこからは目もくらむ(耳も惑う?)多言語空間。しかし多様な声がきりひらいてゆく空間のおもしろさに、みんなの集中ぶりがどんどん高まります。

最後のぼくは「Walking」連作からの4つと「非在の波」の3つ。ワークショップでスロヴェニアの詩人たちが仕上げてくれた翻訳が字幕に映写され、そのまえでじゅうぶんな時間をとって読むことができました。

三角みづ紀さんが動画を撮ってくれました。ごらんください。今夜はみづ紀さんと野村喜和夫さん。明日は福間健二監督の登場です!

http://www.youtube.com/watch?v=O8tB_YWJFAc