2012年8月13日月曜日

詩集の中に

ぼくの第3詩集『海に降る雨』は9月21日発売。いま制作の最終段階です。

この中に「投げ込み」として、左右社からのこれまでのぼくの本についての小さな紹介チラシを入れてもらえることになりました。そのために特別に書いたのが、以下の文。

ぜひ詩集をごらんください!

「詩について考えることはいろいろあるけれど、詩が果たす役割はと訊ねられるとき、答えはだんだん決まってきた。詩はreminderであり、人がふだん忘れている心と知識の層を思い出させる。また詩は前線の通過のように、人の心の気象を変えることを使命とするのだとも思う。ぼく自身は土地と天候とその場で出会った言葉の記憶に対する直接的な反応として詩を書いてきた。それを読む人が、それまで感じなかったことを感じ考えなかったことを考えてくれればいいと思う。そして忘れてください。すべての文は忘れられたとき、もっともよくその使命を果たすのだから」