1月のディジタルコンテンツ学研究会は、20日(火)に生田キャンパスで開催します。
講師は映画研究の御園生涼子さん。
主題は小津安二郎のサイレント時代の作品『非常線の女』と同時代のハリウッド映画について。
時間は16時から。場所は中央校舎のスタジオ教室です。
学外の方も、お気軽に遊びにきてください。
Saturday, 10 January 2009
ガザを想像するために
外語大の研究者たちによる、イスラエルのガザ侵攻を考える緊急集会が開かれます。できるかぎり、ぼくも行ってみたいと思っています。
緊急集会「イスラエルによるガザ侵攻を考える」
昨年12月27日にイスラエル軍が開始したガザ地区への攻撃が激しさを増しています。1月3日からは地上侵攻も始まり、6日現在でパレスチナ側には600人を超える死者と3000人近い負傷者が出ています。パレスチナにおけるこの事態を受けて、東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクトでは緊急ワークショップを開催します。中東地域・パレスチナに長年関わってきた学内外の研究者を中心に、今の状態を招いた背景と今後の展望、訴えていくべき内容や取るべき行動について考えます。 皆様のご来場をお待ちしております。
日時 1月11日(日) 11:00 ~ 14:00(11時開場、11時15分開始)
会場 如水会館 1階 如水コンファレンスルーム(参加費:無料、最大100名まで)
東京都千代田区一ツ橋2-1-1(Tel 03-3261-1101(代))
アクセス http://www.kaikan.co.jp/josui/company/access.html
・地下鉄東西線 竹橋駅下車 1b出口 徒歩4分
・地下鉄半蔵門線・三田線・都営新宿線 神保町下車 A8・A9出口 徒歩3分
講演者
酒井啓子(東京外国語大学・教授)
臼杵陽(日本女子大学・教授)
川上泰徳(朝日新聞・編集委員)
飯塚正人(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授)
黒木英充(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授)
山本薫(東京外国語大学・助教)
錦田愛子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・非常勤研究員)
問合せ先
東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクト事務局
Tel &Fax 042-330-5568/5618
緊急集会「イスラエルによるガザ侵攻を考える」
昨年12月27日にイスラエル軍が開始したガザ地区への攻撃が激しさを増しています。1月3日からは地上侵攻も始まり、6日現在でパレスチナ側には600人を超える死者と3000人近い負傷者が出ています。パレスチナにおけるこの事態を受けて、東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクトでは緊急ワークショップを開催します。中東地域・パレスチナに長年関わってきた学内外の研究者を中心に、今の状態を招いた背景と今後の展望、訴えていくべき内容や取るべき行動について考えます。 皆様のご来場をお待ちしております。
日時 1月11日(日) 11:00 ~ 14:00(11時開場、11時15分開始)
会場 如水会館 1階 如水コンファレンスルーム(参加費:無料、最大100名まで)
東京都千代田区一ツ橋2-1-1(Tel 03-3261-1101(代))
アクセス http://www.kaikan.co.jp/josui/company/access.html
・地下鉄東西線 竹橋駅下車 1b出口 徒歩4分
・地下鉄半蔵門線・三田線・都営新宿線 神保町下車 A8・A9出口 徒歩3分
講演者
酒井啓子(東京外国語大学・教授)
臼杵陽(日本女子大学・教授)
川上泰徳(朝日新聞・編集委員)
飯塚正人(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授)
黒木英充(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授)
山本薫(東京外国語大学・助教)
錦田愛子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・非常勤研究員)
問合せ先
東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクト事務局
Tel &Fax 042-330-5568/5618
『ダンシング・ヴードゥー』終了
佐藤文則さんの写真展が9日(金)、最終日を迎えた。
冷たい雨の一日だったが、文学部の越川芳明さんが学生たちと一緒に訪れてくれて、さらに編集者の長谷川さんも加わり、いい締めくくりになった。
午後7時から、佐藤さん、宇野澤くん、鬼丸さんとともに撤収作業。ぼくはほぼ見てただけで、すみません。過ぎてしまえば短い展示期間だったけど、強く記憶に残る、いい展覧会になったと思う。
片付けながら、これを沖縄でもやりたいね、と話していた。北海道や東北でも展示してみたい。興味のある方は、佐藤さんご本人にでも、ぼくにでも、お気軽にご連絡ください。
越川さんはキューバのサンテリアに夢中になっているところ。サンテリア、ヴードゥー、カンドンブレ。こうしたアフロ=クレオール宗教の共同研究をやってみるのも、おもしろそうだ。そのときにはブラジルの逃亡奴隷の村でパーカッション修行を続けてきた翁長巳酉さんにも加わってもらおう。
そして今年は、今年の企画にむかって。
冷たい雨の一日だったが、文学部の越川芳明さんが学生たちと一緒に訪れてくれて、さらに編集者の長谷川さんも加わり、いい締めくくりになった。
午後7時から、佐藤さん、宇野澤くん、鬼丸さんとともに撤収作業。ぼくはほぼ見てただけで、すみません。過ぎてしまえば短い展示期間だったけど、強く記憶に残る、いい展覧会になったと思う。
片付けながら、これを沖縄でもやりたいね、と話していた。北海道や東北でも展示してみたい。興味のある方は、佐藤さんご本人にでも、ぼくにでも、お気軽にご連絡ください。
越川さんはキューバのサンテリアに夢中になっているところ。サンテリア、ヴードゥー、カンドンブレ。こうしたアフロ=クレオール宗教の共同研究をやってみるのも、おもしろそうだ。そのときにはブラジルの逃亡奴隷の村でパーカッション修行を続けてきた翁長巳酉さんにも加わってもらおう。
そして今年は、今年の企画にむかって。
Wednesday, 7 January 2009
そしてガザはいま
ガザ地区でのパレスチナ人の死者は635人に達した。朝日コムからの引用。
「イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの地上攻撃は6日も続き、人口が密集している北部のガザ市を包囲、イスラム過激派ハマスとの本格的な交戦状態が続いている。それに伴い生活基盤の破壊や民間人の犠牲も相次ぎ、多くの住民が絶望的な状況に追い込まれつつあるようだ。AFP通信は、空爆開始からの犠牲者数は635人に達し、そのうち160人以上が子どもだと伝えている」
「大勢の民間人が巻き添えで殺されている模様だ。AP通信によると、ガザ市では5日、ミサイル爆撃で母子5人が死亡。AFP通信は、ガザ市南部のゼイトゥン地区への空爆で6日、一家12人が殺され、うち7人は子どもだったと伝えている」
わずか360平方キロの土地が、完全に囲い込まれ、それを封鎖している強大な軍事国家からの、すさまじい攻撃を受けている。
ふたたびイスラエル人ジャーナリスト、アミラ・ハスの報告を、「エスペランサの部屋」(http://esperanzasroom.blogspot.com/)から引用。
「60万人から70万人のガザ住民が、水のない状態におかれている。なかには、そんな状態が1週間も続いている人たちもいる。/約100万人が停電下にあり、汚水がそのまま通りを流れる場所もあちこちに見られる。とくにガザ地区北部では汚水が溜まって氾濫する危険が高まっている。/修理しようにも、砲撃と道路状態の悪化のために、修理人が駆けつけられない。携帯電話も地上電話も、ガザ地区のネットワークは、空爆と電力不足のために深刻なダメージを受けてしまった。次第に、ガザ住民は親戚や地方当局、救援、救急の連絡先に電話する手段がなくなってきて、孤立感とパニックが高まっている」
なんとかならないのか、なんとかできないのか。イスラエルには、ただちに軍事行動を中止してほしい。
「イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの地上攻撃は6日も続き、人口が密集している北部のガザ市を包囲、イスラム過激派ハマスとの本格的な交戦状態が続いている。それに伴い生活基盤の破壊や民間人の犠牲も相次ぎ、多くの住民が絶望的な状況に追い込まれつつあるようだ。AFP通信は、空爆開始からの犠牲者数は635人に達し、そのうち160人以上が子どもだと伝えている」
「大勢の民間人が巻き添えで殺されている模様だ。AP通信によると、ガザ市では5日、ミサイル爆撃で母子5人が死亡。AFP通信は、ガザ市南部のゼイトゥン地区への空爆で6日、一家12人が殺され、うち7人は子どもだったと伝えている」
わずか360平方キロの土地が、完全に囲い込まれ、それを封鎖している強大な軍事国家からの、すさまじい攻撃を受けている。
ふたたびイスラエル人ジャーナリスト、アミラ・ハスの報告を、「エスペランサの部屋」(http://esperanzasroom.blogspot.com/)から引用。
「60万人から70万人のガザ住民が、水のない状態におかれている。なかには、そんな状態が1週間も続いている人たちもいる。/約100万人が停電下にあり、汚水がそのまま通りを流れる場所もあちこちに見られる。とくにガザ地区北部では汚水が溜まって氾濫する危険が高まっている。/修理しようにも、砲撃と道路状態の悪化のために、修理人が駆けつけられない。携帯電話も地上電話も、ガザ地区のネットワークは、空爆と電力不足のために深刻なダメージを受けてしまった。次第に、ガザ住民は親戚や地方当局、救援、救急の連絡先に電話する手段がなくなってきて、孤立感とパニックが高まっている」
なんとかならないのか、なんとかできないのか。イスラエルには、ただちに軍事行動を中止してほしい。
Nekoten
能登半島七尾市の能登島は、その不思議な地形のせいで以前から行ってみたいと思っている土地。その海岸に、案山子窯という陶芸の工房がある。
http://kakasigama.com/index.html
そこで現在、山田緑さんの絵画展Nekotenが開催されている。
緑さんは、ぼくが翻訳したエイミー・ベンダーの『私自身の見えない徴』のカバー絵を描いてくれた人。おなじく、文庫版の『燃えるスカートの少女』の表紙絵も。
じつは案山子窯は、緑さんのご実家なのだ。
いつかDC系の体験旅行として、窓からイルカが泳ぐのが見える、この不思議な工房に行ってみたいもの。手を動かす、モノにふれる、その経験があってこそ生きてくるのがディジタル情報の世界だ。
http://kakasigama.com/index.html
そこで現在、山田緑さんの絵画展Nekotenが開催されている。
緑さんは、ぼくが翻訳したエイミー・ベンダーの『私自身の見えない徴』のカバー絵を描いてくれた人。おなじく、文庫版の『燃えるスカートの少女』の表紙絵も。
じつは案山子窯は、緑さんのご実家なのだ。
いつかDC系の体験旅行として、窓からイルカが泳ぐのが見える、この不思議な工房に行ってみたいもの。手を動かす、モノにふれる、その経験があってこそ生きてくるのがディジタル情報の世界だ。
Monday, 5 January 2009
年の初めに
ゼミ初め、といっても授業は8日からで、きょうは生田に集まってみんなでだらだらとビデオを見た。参加者は、宇野澤、パコ、伊藤、昂陽。終了後、例によって味良で新年会。
見たのは市川崑の『ビルマの竪琴』。1956年版と1985年のリメイクを、続けて。最大のちがいは、なんといっても、白黒かカラーか。ビルマの赤い土が言葉で表現されるか、実際に映されるか。あとは「現地」の人々の顔と風景の描写。
だが、それでもやはり1956年版のほうが圧倒的に優れている。テレビが覇権を握って以後の時代の映画は、何よりも俳優たちの演技が妙に軽くなり、演出が全般的に妙にわかりやすく、説明過剰になっている。これは1960年代後半以降の映画の一般的な傾向だが、テレビ局が製作に関与しているこの1985年版では、それがいっそう感じられる。
映画の基本は省略と飛躍にあった。テレビは桁違いの視聴者を念頭に置くせいか、いちいち説明的、循環的に過ぎることが多い。映画史研究の専門家には、このへんをうまく説明してくれる人がきっといるにちがいない。
それはともあれ、今年も修士課程のみんなにはバカみたいに勉強してほしい。
見たのは市川崑の『ビルマの竪琴』。1956年版と1985年のリメイクを、続けて。最大のちがいは、なんといっても、白黒かカラーか。ビルマの赤い土が言葉で表現されるか、実際に映されるか。あとは「現地」の人々の顔と風景の描写。
だが、それでもやはり1956年版のほうが圧倒的に優れている。テレビが覇権を握って以後の時代の映画は、何よりも俳優たちの演技が妙に軽くなり、演出が全般的に妙にわかりやすく、説明過剰になっている。これは1960年代後半以降の映画の一般的な傾向だが、テレビ局が製作に関与しているこの1985年版では、それがいっそう感じられる。
映画の基本は省略と飛躍にあった。テレビは桁違いの視聴者を念頭に置くせいか、いちいち説明的、循環的に過ぎることが多い。映画史研究の専門家には、このへんをうまく説明してくれる人がきっといるにちがいない。
それはともあれ、今年も修士課程のみんなにはバカみたいに勉強してほしい。
Saturday, 3 January 2009
ガザ空爆1週間
ガザ地区へのイスラエルの空爆が一週間を迎え、パレスチナの死者は425人に達した。その多くが、別にハマスを支持しているわけでもなく、その多くが、戦闘とは無関係な子供たちだ。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090102-OYT1T00290.htm?from=top
イスラエルには空爆の即時停止を求めたい。国連による調停以外のシナリオは今後どこまでいってもありえないのだから、力を誇示するための殺人をただちに辞めて、第三者の介入を(それがサルコジのフランスであっても)受け入れてほしい。
とにかく、殺すな。殺すな。引き延ばされた攻撃のあいだに死ぬ者の身にもなってくれ。
それが遠い土地の、自分とはまるで無関係な人々の命であり、想像するにもなんの手がかりもないと思う人は、たとえばここでイスラエル人のジャーナリスト、アミラ・ハスの現地からのレポートを読んでみてください。
http://esperanzasroom.blogspot.com/
世界に、めちゃくちゃなことは、身近にも、遠くにも、限りなく起きている。そのすべてに関わることは、誰にもできない。「関係/無関係」の見極めは、それ自体、残酷で身勝手で非常にイヤなことだ。それはそうだけれど。
いうべきことは全方位的にたくさんあるだろうけれど、いまは。
イスラエルよ、ガザ地区への空爆をただちに停止してください。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090102-OYT1T00290.htm?from=top
イスラエルには空爆の即時停止を求めたい。国連による調停以外のシナリオは今後どこまでいってもありえないのだから、力を誇示するための殺人をただちに辞めて、第三者の介入を(それがサルコジのフランスであっても)受け入れてほしい。
とにかく、殺すな。殺すな。引き延ばされた攻撃のあいだに死ぬ者の身にもなってくれ。
それが遠い土地の、自分とはまるで無関係な人々の命であり、想像するにもなんの手がかりもないと思う人は、たとえばここでイスラエル人のジャーナリスト、アミラ・ハスの現地からのレポートを読んでみてください。
http://esperanzasroom.blogspot.com/
世界に、めちゃくちゃなことは、身近にも、遠くにも、限りなく起きている。そのすべてに関わることは、誰にもできない。「関係/無関係」の見極めは、それ自体、残酷で身勝手で非常にイヤなことだ。それはそうだけれど。
いうべきことは全方位的にたくさんあるだろうけれど、いまは。
イスラエルよ、ガザ地区への空爆をただちに停止してください。
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