Monday, 30 July 2012

古川日出男をめぐって

古川日出男さんについて2つ、書こうと思って忘れていたこと。

「図書新聞」7月28日号に、郷原宏さんによる『春の先の春へ』(左右社)の書評が掲載されました。

「エロキューション、アクセント、イントネーションから間のとり方に至るまで、すべてが完璧で間然するところがない。少し疲れたような声質もいい。しかもテキストが諧調のある賢治詩だから、まさしくプロの朗読芸が楽しめる」

まだの人はぜひ、このCDを聴いてみてください。

もうひとつ。「SWITCH」7月号(桑田佳祐さんが表紙)での古川さんの連載「小説のデーモンたち」第17回では、われわれの『銀河鉄道の夜』春の東北ツアーのようすがリアルタイムで綴られています。

全力でやったツアーでした。そしてそれを、9月の秋ツアーにつないでいきます。新ヴァージョンで! ご期待ください。