古川日出男さんについて2つ、書こうと思って忘れていたこと。
「図書新聞」7月28日号に、郷原宏さんによる『春の先の春へ』(左右社)の書評が掲載されました。
「エロキューション、アクセント、イントネーションから間のとり方に至るまで、すべてが完璧で間然するところがない。少し疲れたような声質もいい。しかもテキストが諧調のある賢治詩だから、まさしくプロの朗読芸が楽しめる」
まだの人はぜひ、このCDを聴いてみてください。
もうひとつ。「SWITCH」7月号(桑田佳祐さんが表紙)での古川さんの連載「小説のデーモンたち」第17回では、われわれの『銀河鉄道の夜』春の東北ツアーのようすがリアルタイムで綴られています。
全力でやったツアーでした。そしてそれを、9月の秋ツアーにつないでいきます。新ヴァージョンで! ご期待ください。